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スキンケア(C)

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ワセリンで毛穴の詰まりが治るって本当?スキンケアへの使い方をご紹介!

2024.02.25

鏡を見るたび憂鬱になる毛穴の詰まり。洗顔だけではとれない頑固者。そこで最近話題になっているのがワセリンです。ワセリンは本来乾燥のためのスキンケア用品。でも、ワセリンで毛穴の詰まりが治せるんですよ。今日はそんなスキンケアへの使い方をご紹介します。

  1. 毛穴の詰まりとは?
  2. やってはいけない毛穴の詰まりをとる方法
  3. 毛穴の詰まりの正しいケアは?
  4. 毛穴の詰まりにワセリン
  5. ワセリンの成分
  6. 毛穴の詰まりにワセリンが良い理由
  7. ワセリンを使った毛穴ケア 
  8. ワセリンを使った毛穴ケア 応用編
  9. ワセリン毛穴パックをする際の注意
  10. まとめ
引用: https://www.biteki.com/wp-content/uploads/2017/04/2_RD_7407.jpg
我々の体は毎日新陳代謝を繰り返し、その機能を維持しています。肌も同じ様に、古い細胞になれば表層に押し出され、それが角質になり最終的には垢として落ちてしまいます。ターンオーバーというものですね。しかし、加齢やストレス、生活習慣の乱れでこのターンオーバーが乱れてしまうと、皮脂と古い角質が混ざり、毛穴に詰まってしまいます。そして皮脂がだんだんと酸化し黒ずんでいき、最終的に、よくいうイチゴ鼻という黒いぽつぽつになります。
引用: http://www.skincare-univ.com/images/articles/130/af9920057026l.jpg
この毛穴の詰まりはなかなか洗顔だけでは取れません。そこで試行錯誤し毛穴の詰まりを取るわけです。ですが、そのほとんどが肌を傷めてしまいます。皆さんはこんなやり方をしてないかチェックしてみてください。

毛穴パック

引用: http://mamahana.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b8c/mamahana/20120906-3-fda6c.jpg
剥がした後にパックを見るのががたまらなく楽しい、水でぬらして張り付けてべりっと剥がす毛穴パック。しかし絶対やってはいけない方法なんです。パックを剥がすときに皮膚の表面の角質層も一緒に剥がしてしまいます。言ってみれば生皮を剥がすようなもの。さらに無理に引っこ抜いたあとは毛穴がぱっくりと開いたままの状態に。毛穴が開くということは、そこに皮脂や汚れが詰まって再び毛穴詰まりがおきます。しかも大きく穴が開いているので、汚れも皮脂も溜まりやすくより大きな詰まりになることに。また毛穴パックを使い、毛穴がさらに開く。という悪循環です。

爪で押し出す

引用: http://mens-skincare-univ.com/images/articles/9943/shutterstock_237269932-004.jpg
爪で押し出すと、皮膚が傷つきますよね?それに爪ってじつは雑菌だらけ。そんな手でぐりぐり肌を傷つけたらどうなるか?膿んだり跡になってしまいますし、毛穴が開く原因になります。

オロナインパック

引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcS-zX7JfCl2gnwGHsQsosnAvptaJVQ7idXGREjFZsgVXUK9Kgu3
一時期大反響をよんだオロナインパック。これはたしかに角栓は取りやすくなるかもしれませんが、オロナインが顔に必要な皮脂までごっそりと取り除いてしまい、乾燥肌になり、余計に毛穴が開くことになる危険性が大きくなります。乾燥肌というトラブルまで背負い込むことになるのでとても危険な方法です。

ピンセットで抜く

引用: https://i.ytimg.com/vi/1plQJRv4oWY/maxresdefault.jpg
これも一部のマニアにyoutubeの動画で人気の方法。ピンセットで無理やり詰まりを取り出すことによって肌が傷つき、そこに雑菌が入りニキビの原因になってしまいます。それにすっぽり抜けた穴にはまたすぐに皮脂と汚れがたまることに。

コメドプッシャー

引用: http://mens-skincare-univ.com/images/articles/9462/shutterstock_237269923-006.jpg
皮膚科でも使われているコメドプッシャー。でも、これも肌に対するダメージが強いのです。ピンセットは毛穴周りのピンポイントに刺激を与えるのに対して、コメドプッシャーは更に広い範囲で肌に刺激を与えますので、搾り取った毛穴だけでなく周りの毛穴も悪化させることに繋がります。
今まで見てきたNGな方法を反面教師にしてみれば分かりやすいと思いますが、無理な力を加えず、肌に必要な皮脂まで取らず、肌を傷めつけない方法。それが正しい毛穴詰まりのケアです。
引用: https://joshi-riki.jp/wp-content/uploads/hanawase.jpg
では具体的にどうすれば良いのでしょう?毛穴の詰まりは皮脂と古い角質と汚れからできていますので、皮脂を溶かしてあげれば皮脂と一緒に古い角質や汚れも毛穴から出る、ということになります。そこで登場するのがワセリンです。
ワセリンは石油からできている、鉱物油です。地中の奥深くから採取した原油を精製すると、ガソリン、灯油、LPGなどの石油製品が作られます。この時に出た不純物の中から、ワセリンの原料である「ペトロラタムゼリー」という油性の物質が取り出されます。製造メーカーの手でペトロラタムゼリーから不純物を取り除き、高純度に精製したものがワセリンです。
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引用: https://lifemaps.jp/wp-content/uploads/2018/01/178.png 編集
ワセリンには精製純度によって種類があります。精製度の低い順から黄色ワセリン<白色ワセリン(化粧油)<白色ワセリン(第3類医薬品)<プロペト<サンホワイトとなっています。
引用: https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/4/6/6/6/1/1/201611261317/waserinyouyaku.jpg
黄色ワセリンは雑貨として扱われている一番精製度の低いもので、安価なのが魅力です。白色ワセリン(第3類医薬品)は皮膚科でお医者さんが処方したり、病院で使われているもの。ですので、私達が自分で購入する場合も白色ワセリン以上のものを使うのが安全です。特に乾燥した唇には白色ワセリンよりさらに精製度の高い、プロペトやサンホワイトの使用をおすすめします。実際に皮膚科では重度の肌トラブルの人や、アトピーの患者さんにはプロペトが処方されます。
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毛穴の詰まりは古い角質と皮脂からできていますね。そしてワセリンも油です。水と油はご存知のように交じり合いませんが、油と油は相性が良い。つまり、ワセリンが皮脂を溶かし、詰まりを徐々に溶かしていくんですね。それにワセリンは油100%のもので肌への刺激はまったくありませんし、皮膚に浸透することはありません。つまり、皮膚にダメージを与えず、毛穴の詰まりだけを溶かしてくれる肌に優しい毛穴ケアアイテムだと言えます。
引用: https://i.ytimg.com/vi/GKLnIBxERnA/hqdefault.jpg
ここではより効果的なお風呂に入っている間に行う毛穴ケアの方法をご紹介します。

お風呂で湯船に漬かる

洗顔を終えた後、ゆっくり湯船につかりましょう。毛穴が開くのをじっくり待ちましょう。

ワセリンを塗る

汗などで顔が塗れているとワセリンが詰まりとなじみませんので、顔の水気をまず拭きます。そのあと少し厚めにワセリンをぬって馴染ませるように指の腹をつかってくるくるとマッサージします。

ワセリンと落とす

15分ほど待ってから、再度くるくるとマッサージした後に、まずはワセリンを拭き取ります。大量についたままだと顔を洗うのが大変だからです。その後洗顔し、ワセリンを落とします。
※ワセリンはしっかり洗い流しましょう。べったり塗ってそのままだとワセリン自体が毛穴につまり、毛穴が開く原因に。お風呂上りにちゃんとスキンケアとしてワセリンを塗りますので、パックしたワセリンはしっかり落としましょう。

スキンケア

お風呂から上がったら、通常のスキンケアとしてワセリンを薄く塗ります。
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応用編として、綿棒を使ってワセリンを毛穴に馴染ませる方法があります。
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やり方は、基本編と同じく毛穴が開くまでお風呂で湯船に漬かり、水気を拭き取ってからワセリンを塗ります。そのあと、綿棒を使ってやさしくマッサージしてあげることで毛穴の詰まりとワセリンが良く馴染み、詰まりが溶けやすくなるというわけです。
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ちょっと取れそうな大きな詰まりは綿棒でそっと押してみると取れる場合があります。全部をやろうとせず、取れそうなものだけ、を前提にやってみて。
綿棒を使った後は同じくしっかりワセリンを洗い流し、再度スキンケアとして薄くワセリンを塗っておきましょう。

綿棒を使う際の注意

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力をいれて綿棒を毛穴にゴシゴシしてはいけません。ワセリンを塗っているとはいえ、肌に負担になります。力を入れ過ぎて皮膚が赤くなってしまう人もいるくらいです。あくまでやさしくマッサージしましょう。
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爪やコメドプッシャーを使って押し出すよりは綿棒を使うことは負担になりませんが、やはり押し出すということは肌に圧力がかかっているということ。ゴシゴシしてはいけなのと同様、力の入れ過ぎには気を付けて。
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綿棒とはいえ、皮膚には摩擦が起きています。毎日綿棒を使ってマッサージするのは肌にとってとても負担になります。一週間に一度程度にしておくのが無難です。
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ワセリン毛穴パックは一日では効果はなかなか実感できません。なぜなら、毛穴の詰まりの70%は古い角質(タンパク質)で残り30%が皮脂だから。ワセリンはタンパク質を溶かす性質は持ち合わせていないため、皮脂だけを溶かします。また根こそぎごっそりいきなり皮脂をとかせるわけではありません。コツコツ根気よく続けることで徐々に詰まりが溶けていく、と理解しておいてください。
引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcT_UxFexd7Dg6I-GsNhgvjHLDVwfCD6OrwBH5NDSyxIMR7RwRLCUA
よくワセリン毛穴パックは全然効果が無い、という口コミを見ますが、それは上記のような理由からです。確かにべりっと剥がす毛穴パックやオロナインパックのような劇的な変化は得られません。でも劇的な変化がある、ということはそれだけ肌に負担がかかっている、ということ。焦らず、急がず、根気よく、これがワセリン毛穴パックをするうえで大事なことです。
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お風呂で毛穴を開く手順をふまずに、ワセリンを洗顔後に塗って20分待つというやり方も紹介されていることがあります。ですが、はやりお風呂でゆっくり湯船につかり、毛穴を開くことでワセリンが角栓と馴染みやすくなりますので是非お風呂でゆっくり湯船に浸かることをおすすめします。
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肌に刺激のないワセリン。毛穴の詰まりもとれて、保湿もしてくれるとっても重宝するスキンケアアイテムです。まだワセリンを使った事ない人、是非試してみて下さい。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: http://www.megalos.co.jp/blog/wp-content/uploads/2017/02/170228.jpg