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コットン生地は肌に良い?繊維の特徴・違いを製品と一緒にご紹介!

2024.02.25

肌触りが良く化粧品や、服などの生地にも使用されるコットン。敏感肌の方にもコットン生地が良いとされます。しかし、コットンについて意外と詳しく知らない方もいるのではないでしょうか?コットンについてその特徴や他の製品の繊維との違いについてご紹介していきます。

  1. コットンとは?【歴史編】
  2. コットンとは?【特徴編】
  3. コットンのデメリット
  4. 【コットン生地の特徴】デメリットを回避する方法
  5. コットン生地と他の生地との違いとは
  6. 【生地の特徴と違い】ポリエステル
  7. 【生地の特徴と違い】レーヨン
  8. 【生地の特徴と違い】ポリウレタン
  9. 【生地の特徴と違い】ナイロン
  10. コットン生地を使った製品
  11. コットンの特徴を理解してナチュラルライフを楽しもう
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引用: https://www.hanadonya.com/product/xm-0020w.html
敏感肌にも良いとされるコットン。化粧品グッズや下着、さらしや包帯など様々なものに使われるコットン。デリケートは肌に直接触れても良い繊維だと言われ重宝されています。そんなコットンについて調べました。

コットンの歴史

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引用: http://nature-guidance.jp/hpgen/HPB/entries/14.html
コットンとは、英語読みで、日本では綿(わた)から採取された「木綿(もめん)」と呼ばれ、木綿の綿は、昔から布団や座布団などに使われ、なじみ深いものです。コットンの原産地はインドとアフリカで、メキシコでは紀元前5000年から栽培されていました。アラビア半島に伝わったコットンは、そこから商人らによってヨーロッパ各地に広がり奈良時代には日本へ伝わってきました。

コットンが普及したのは江戸幕府のせい?

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引用: https://item.rakuten.co.jp/so-bien/pt253rt-3551/
奈良時代に中国から伝わってきたコットンは、貴重品で身分の高い人々しか持つことが出来ませんでした。それが一般庶民に普及し始めたのは、江戸時代の事です。鎖国において絹の需要が高まり、それまで身分の高い者でなければ着用出来なかった絹織物が、輸入が活発になったため、位が高くなくても着用できるようになり、裕福な商人や武家がこぞって絹を購入しようとしました。これを無視出来なくなった江戸幕府が町民などは絹織物の着用を禁止し、そこからコットン生地で作られた着物が普及しました。
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引用: http://diacleaning.com/blog/cotton/
コットンがどのように普及したか、これまでの歴史について触れてきました。今では日本でも生産され、国内で4割を占めています。それほど普及しているコットンで出来ている製品は赤ちゃんや敏感肌の人にとても重宝されていますね。はコットンという繊維の特徴についてご紹介していきます。
■水分の吸水性が高く、通気性も良い事から肌さわりが心地よい
■風を通す為、熱を内側に閉じ込めない為、清涼感を感じる事が出来る
■自然の繊維である為、繊維自体が荒く、染めやすい
これまでコットンの特徴についてご紹介してきました。肌さわりが良く、通気性もいいなどメリットばかりの点に目がいきがちですが、果たしてコットンには良いところばかりなのでしょうか?
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引用: https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%82%B7%E3%83%AF%E3%82%92%E3%81%AE%E3%81%B0%E3%81%99&srt=dlrank
コットンの特徴はいい点ばかりではありません。もちろんデメリットな部分もあります。そのデメリットについて紹介していきます。
■洗濯をすると縮む
■しわになりやすい
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引用: https://www.pakutaso.com/20141126330post-4864.html
コットンの特徴としてデメリットをあげました。しわになりやすく、縮みやすいという点を見るととても扱いにくいイメージがありますが、これらはコットンの扱い方さえ知っていれば回避出来ます。
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引用: https://www.pakutaso.com/20120813242post-1870.html
コットン生地のデメリット(しわになりやすい、縮む)については適切な対処方法を知っていれば防げます。では、その防ぐ方法とはどのようなものがあるのでしょうか?

コットン生地は熱を加えない

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引用: http://www.irasutoya.com/2014/09/blog-post_49.html
コットンは化学繊維と違い繊維自体が絡んでいる状態である為、お湯などの刺激によってギュっと縮んでしまいます。その為、お湯を使って洗濯をする、乾燥機をかけるなどはNGとされています。

【コットン生地しわ伸ばし】アイロンを一工夫

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引用: https://illustration.jp.net/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%B3/
コットン繊維は他の繊維と違い細かく、繊維の中が空洞になっており、水分を含みやすくなっています。コットン生地は、着用や洗濯など圧力をかける事により、分子レベルで崩壊する事でしわができやすくなるという事が特徴です。このようにしわが出来た場合、水分をたっぷり含ませてドライアイロンの高温(180度から200度)でアイロンをかけると直ります。スチームアイロンでも対応は出来ますが、出来る事なら霧吹きなどで水分を生地に含ませてからアイロンをかける事をオススメします。
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引用: https://item.rakuten.co.jp/auc-tubameya/ad1581-300/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_109_1_10000237
ショップなどに行くとほぼポリエステルやナイロンといった化学繊維で製造されている生地の製品を多く見かけませんか?コットン100%の生地は、下着専門店やキッズ、ベビー用品などを置いているショップでなければ見かけなくなりました。つまり、取り扱う店舗が限られているという事です。化学繊維を使った生地とコットン生地との違いは何でしょうか?
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引用: https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E5%8C%96%E5%AD%A6%E7%B9%8A%E7%B6%AD&srt=dlrank&pp=40&p=4
繊維には様々な種類があります。種類によって生地の特徴や違いがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。コットン生地の特徴についてメリット・デメリットは先にも紹介しました。では、他の繊維について紹介し、コットン生地との違いについて説明していきます。
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引用: https://www.fabric.com/buy/0269443/athletic-mesh-knit-light-blue
ポリエステルの生地の特徴は、「水に強い」「耐久性がある」「型崩れしない」「しわになりにくい」というところです。コットン生地との違いは、しわになりにくく、型崩れしないという点です。
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引用: http://gahag.net/tag/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%84/
ポリエステルの生地の特徴を生かして作られるのが「スーツ」や「学生服」などです。ちなみに、ユニクロなどで販売されているフリースなどはポリエステルが使われています。ただ。ポリエステルにはデメリットがあり、静電気が起きやすく、毛玉ができやすい、汚れがなかなか落ちないなどあります。
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引用: http://www.ruricasaloon.com/product/2300
レーヨンの生地の特徴は、「吸水性がある」「染めやすい」「静電気がおこりにくい」などあります。コットン生地に少し特徴が似ていますが、違いは、染めにくいという点です。
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引用: http://www.ruricasaloon.com/product/2300
レーヨンの生地の特徴を生かして作られるのが「シャツ」「スカート」「ジャケット」「カーテン」などです。扱いやすい生地である為、服の製造などに使われます。肌さわりがいいのでコットンのように肌着などにも使われる生地です。ただ、レーヨンにもデメリットと言われる部分があり、水に弱く、しわになりますいなどがあります。
引用: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%B3#/media/File:Haushaltsschwaemme.jpg
ポリウレタンの生地の特徴は、「伸縮性がある」「水に強い」「強度がある」などです。コットン生地との違いは、伸縮性があるという点と、強度があるという点です。
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引用: https://matome.naver.jp/odai/2146257594447114001?&page=1
ポリウレタンは、その強度からスポンジなどの製品に使われますが、この生地の特徴を生かして作られたものが水着やスポーツ衣料品、ストッキングなどです。ポリウレタンの生地のデメリットは、吸水性が低く、静電気が起こりやすいなどがあります。
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引用: https://jp.123rf.com/photo_10762113_%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%AD%E3%83%B3-%E3%83%86%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3.html
ナイロンの生地の特徴は、「弾力性がある」「速乾性がある」「摩擦に強い」「型崩れしにくい」などがあげられます。コットン生地との違いは、強度があり、型崩れしにくいという点です。
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引用: https://matome.naver.jp/odai/2146257594447114001?&page=1
ナイロンは、その特徴を生かしてアウトドア用品や水着の製造などに使われます。ナイロンにもデメリットはあり、熱に弱く、静電気が起こりやすい、また変色してしまうという点があげられます。
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引用: http://www.totebag.jp/html/page188.html
さて、これまでコットン生地と他の生地との違いについて触れ、その生地が一体どのような製品に使われているのかも紹介してきました。ではコットン生地の製品はどのようなものがあるのでしょうか?コットン生地の特徴を生かした製品について紹介していきます。

【コットン生地を使った製品】肌着

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引用: http://www.pristine.jp/products/detail98.html
コットン生地の通気性の良さ、清涼感などを生かして作られたのが下着です。人は起きている時も寝ている時も常に汗をかいています。レーヨンやポリエステルなどの化学繊維だとどうしても肌に負担がかかってしまい蒸れて痒くなってしまいがちです。コットンはその点肌に優しいため下着にはベストな繊維と言えます。

【コットン生地を使った製品】コットンシャツ

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引用: http://www.rolca.net/blog/cotton-clothes-care/151.html
吸湿性があり、通気性があるコットンシャツですが、とても気持ちよく夏も冬も着用できるのが特徴です。今やファッションでコットンシャツは大人気となっており、女性のみならず男性も好んで着用しています。

【コットン生地を使った製品】タオルorタオルハンカチ

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引用: http://ecodepa.jp/SHOP/takefu-towel_handkerchief.html
吸水性が高く、肌さわりが良いという点からタオルやタオルハンカチなどに使われるコットン生地。使い心地が良いため、子供から大人まで幅広い年代層に愛用されています。
いかがでしたか?これまでコットン生地の特徴などについて紹介してきました。扱いやすい化学繊維(ポリエステルやレーヨン)などもいいですが、肌に優しく、さらっと着用出来て、気持ちの良い製品を身に着けたいですよね。ぜひコットンの特徴を理解してちょっとしたところに取り入れナチュラルライフを楽しみましょう。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: http://www.pristine.jp/blog/ranking/337.html