痛いニキビにオロナインが効くってホント?
普段から気をつけているのに急にニキビができてしまうとブルーな気分になりますよね。急にできてしまったニキビにオロナインが緊急処置に効果的なのはご存知ですか?昔から愛されてきた家庭の万能軟膏「オロナイン」のその効果を改めてご紹介します。ニキビに効果的な使い方も一緒にチェックしていきませんか?
気になるオロナインの効果
オロナインで効果的な症状
ひび・あかぎれ・しもやけ・きりきず・すりきず・にきび・かるいやけど・水虫など
パッケージにも明記されているように軽いきずはもちろん、ニキビにも効果的なのが記載されています。ですがニキビ専用の治療薬ではないので応急処置としての使用を目安に考えておきましょう。
オロナインが効果的なニキビ

すべてのニキビに対してオロナインが有効なわけではありません。まずオロナインが効果的なニキビの種類をチェックしていきましょう。
乾燥が原因のできはじめのニキビ

おでこやほほなどにできてしまった小さなニキビや、乾燥などの肌トラブルが原因でできてしまったまだ初期段階のちいさなニキビに対してオロナインを使った対処法は有効です。顎のラインによくできてしまう大人ニキビも乾燥が原因の場合が多いのでオロナインが効果的ですね。顎のラインは手で触れてしまいやすいので殺菌の効果も期待できますね。
オロナインに含まれる有効成分「クロルヘキシジングルコン酸塩液」がアクネ菌を殺菌しお肌を清潔な状態へ導いてくれるので初期段階の小さなニキビに効果を発揮します。また保湿成分もオリブ油やワセリンなどたっぷりと配合されているので乾燥にも効果的なんですね。
つぶしてしまった小さめニキビ

おでこや頬にできたニキビを気になってつぶしてしまったなんて事よくありますよね。本当はニキビをつぶすのはよくない事なのですが、ついついやってしまいがちです。そんなときもオロナインの殺菌作用が効果を発揮します。つぶしてしまったニキビの傷口から雑菌が入るのを防いでくれますよ。
オロナインが効かないニキビ

一見すべてのニキビに効果がありそうなオロナインですが、そんなオロナインでもなかなか聞かないニキビがあります。ニキビの種類を見極めて正しい対処法を身につけましょう。
ひどい炎症を起こした痛い赤、黄ニキビ

痛いニキビでも炎症を落としてひどくなってしまったり、黄色い膿がたまってしまったニキビに対してはオロナイン殺菌作用だけではもう効果あまりありません。むしろ、オロナインに含まれている保湿成分でもある油分が毛穴をふさいでしまい、炎症をさらに悪化させてしまう事もあるのです。
こうなってしまったニキビにはオロナインではなく専用の治療薬やお医者様に相談しましょう。適切な対処法がニキビ治療の近道になります。
皮脂が苦手な背中、胸、おしりの痛いニキビ

おでこや顎などの顔にできたニキビに効果的なオロナインなら身体にも使えそうな気がしますよね。ところが背中や、胸、おしりなどにできてしまったニキビに対してオロナインは決して有効とは言えないのです。
背中や、胸、おしりなどは、おでこや顎などの顔などの部分と違ってとっても皮脂が苦手なんです。そのうえ顔とちがい、少し洗いにくさもあって皮脂汚れが残りがちです。その残ってしまった皮脂汚れがニキビの原因となってしまっていることが多いので、毛穴を詰まらせる可能性のあるオロナインの使用は避けた方が賢明です。
ニキビ跡

残念ながらオロナインには殺菌、保湿の効果はありますが、お肌の再生を促すようなターンオーバー作用はもっていません。できてしまったニキビ跡や、色素沈着には効果を感じることはできないでしょう。ニキビ跡や、色素沈着には専用のケアラインのものの使用がおすすめですね。
痛いニキビのオロナイン対処法①【お風呂上がりの清潔な肌に塗る】

オロナインをお肌に振るタイミングとし効果的なのが夜になります。オロナインには保湿成分である油分がたくさあん含まれているので日中に使用すると、その油分が油焼けをおこしてしまう可能性があるからです。ですのでオロナインの塗布は夜のお肌を清潔に保った洗顔後やお風呂上がりが効果的となります。

しっかりクレンジングや洗顔でおでこや顎のラインのニキビをキレイに洗浄してからの塗布がおすすめです。化粧水などでお肌を整えたあと、気になる部分の使用が効果的ですね。
痛いニキビのオロナイン対処法②【少量を綿棒などで塗布】

オロナインは気になる部分にピンポイントで使用するようにしましょう。スキンケアの保湿クリームのように顔全体にたっぷり塗り込むのではなく。おでこや顎のできてしまったニキビ、できそうな部分に綿棒などの清潔な道具も用いて少量をトントンとやさしく塗り込んでくださいね。

たくさん塗りすぎてしまうとかえって毛穴をふさぐ原因になってしまう事もあるので優しく刺激のないように少量塗り込むようにしましょう。オロナインは少し固めのテクスチャなので温めてからの使用がいいですね。
痛いニキビのオロナイン対処法③【連続使用は一週間】

緊急の対処法としてオススメなのがオロナインです。気になる部分に使い始めて1週間以上たっても効果が表れない、改善しない場合は一度使用を中止してみましょう。オロナインの殺菌成分は副作用は出にくいものですが、中には赤みやただれが悪化してしまう場合もありますよ。効果がなかった場合はほかの原因も考えられるのでお医者様や、薬剤師の方に相談されてもいいですね。
痛いニキビにオロナインパックや絆創膏はNG!

よく口コミなどで顔にたっぷりオロナインを塗った「オロナインパック」や「オロナイン毛穴パック」、おでこや顎などのニキビにオロナインを塗った後絆創膏で保護をするといった方法が流行っていますよね。ですがこれらの方法、実はお肌にあまりよろしくないんです。

オロナインパックは過剰な油分の取りすぎでニキビを悪化させてしまったり、オロナイン毛穴パックはその逆で、大事な油分を必要以上に取りすぎてしまうのです。また、オロナインの上に絆創膏も、雑菌が繁殖しやすい環境を整えてしまうので気になるニキビがさらに悪化してしまう可能がとっても高くなってしまいます。正しい対処方でオロナインと上手にお付き合いしていきましょう。
痛いニキビにオロナインはあくまでも応急処置

あくまでもオロナインは緊急の対処法です。大きくなってしまったニキビや、炎症がひどくなってしまったニキビには専用の治療薬や、専門医の処方が大切な時もあります。セルフケア頼りすぎず、限界を見極めて正しいニキビケアをマスターしてくださいね。
オロナインを上手に活用してニキビの緊急対処方を身につけて

オロナインを使ったおでこや顎のできかけニキビの対処法をご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか?正しく使えばオロナインで憎きニキビのケアがご自宅で簡単にできてしまいますよ。

オロナインを使ったニキビケアも大切ですがまずはニキビのできにくい生活習慣を身に着けるもの大切です。規則正しい生活スタイルを心がけ、時にはオロナインも頼りにしながらニキビケアを身に着けてください。