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スキンケア(C)

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ワセリンのおすすめの使い方は?顔など使って良い場所やその効果を徹底解説

2024.02.25

最近見直されて話題になっているワセリン。手荒れが治ったとか、唇がぷるぷるになったとか。本当のところ、ワセリンはどこに使っても良いのでしょう?また、おすすめの使い方は?今日はワセリンについておすすめの使い方から、その効果までを一挙公開します。

  1. ワセリンについて
  2. ワセリンの効果
  3. ワセリンおすすめの使い方 (基本の使い方)
  4. ワセリンは体のどこに使える?
  5. ワセリンおすすめの使い方 普段のスキンケア
  6. ワセリンおすすめの使い方 ワセリン+オイル
  7. ワセリンおすすめの使い方 ワセリン+ベビーオイル
  8. ワセリンおすすめの使い方 ワセリン+ホホバオイル
  9. ワセリンおすすめの使い方 ワセリン+ホホバオイル+ローズマリー (ハンドケア用)
  10. ワセリンおすすめの使い方 ワセリンでカラーリップグロス
  11. まとめ
引用: https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/4/6/6/6/1/1/201612131138/a_B8A0033.jpg
まずはワセリンについて知っておきましょう。何でできているのか、どんな役割があるのか。ワセリンについての基本のキを説明します。

ワセリンは何からできているの?

引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcTzN68LVJNBiQ39O-jAArPQgG9psYwAJL68jC8P7Rm0hFjrgUvQ
ワセリンって何からできているのでしょう?ワセリンは石油からできている、鉱物由です。地中の奥深くから採取した原油を精製すると、ガソリン、灯油、LPGなどの石油製品が作られます。この時に出た不純物の中から、ワセリンの原料である「ペトロラタムゼリー」という油性の物質が取り出されます。製造メーカーの手でペトロラタムゼリーから不純物を取り除き、高純度に精製したものがワセリンです。

ワセリンは体に悪い?

引用: http://sciencelens.files.wordpress.com/2013/05/vaseline.jpg?w=1070&h=1070
”石油からできている”と聞くと、体に悪影響なのでは?と誰しも考えると思います。ですが、化粧品には意外と多くの鉱物油が使われていす。例えば、クレンジングや乳液、クリーム。ベビーオイルにもミネラルオイルの表記があれば、それも鉱物油です。鉱物油はシミの原因になる、という話もありますが、その精製する技術が整っていなかった1970年ごろの話。たしかに当時は、鉱物油に不純物が混じってしまったりして、シミの原因になったなどトラブルがあったようです。現在では精製技術が昔とは違います。何より医療に使われ続けて50年以上、現在でも使われ続けていることがトラブルが無い何よりの証拠です。
引用: https://best-cosmereview.com/wp-content/uploads/2017/08/oil-1.jpg
一方で、ワセリンは植物油と違い、脂肪酸を含みません。なので別の物質と結合しにくいので水に対して強く、酸化する速度もとても遅いです。品質保持期間が長いということが一番の違い。例えばオリーブ油の場合、本来の性質を発揮できるのは開封して半年ほど。しかしワセリンは開封後も数年は品質が変わりません。ワセリンは植物油のような効能はないが、人体に対して悪影響が起こりにくいスキンケア用品です。

ワセリンの種類

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引用: https://lifemaps.jp/wp-content/uploads/2018/01/178.png 編集
ワセリンは精製の度合いによって区分けされています。精製度の低い順から 黄色ワセリン<白色ワセリン(化粧油)<白色ワセリン(第3類医薬品)<プロペト<サンホワイトとなっています。白色ワセリン(第3類医薬品)は皮膚科でお医者さんが処方したり、病院で使われているもの。ですので、私達が自分で購入する場合も白色ワセリン以上のものを使うのが安全です。
引用: http://atopyi-kaiketu.com/wp-content/uploads/2016/08/7c5eb39cd6d98edb272321a380b1877d-e1471978362975.jpg

おすすめのワセリンは?どれを選べば良い?

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黄色ワセリンは顔以外のヒジやかかとにのみ使うのなら問題ありませんが、せっかくなので顔から全身1つで済ませた方が便利。なんの肌トラブルもない人なら、白色ワセリン(第3類医薬品)で顔から全身使うのにも十分でしょう。ですが、ヒドイ乾燥肌や敏感肌の人は少しの刺激に対しても体が敏感になっている状態。ですので、白色よりさらに純度の高いプロペトか、最高純度のサンホワイトをおすすめします。白色ワセリンが病院で処方される基本のワセリンですが、皮膚の状態によってはプロペトも処方されています。
引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcTxQbHREFn2C8IFS2Az-te2-1Pkqq_-MdKmuYsghgrcyM1aK3rb
ワセリンは乾燥や肌バリアの低下した肌を外の刺激から守り、かつ保湿する効果があります。保湿といってもワセリン自体に保湿の成分は入っていません。ワセリンは皮膚に油膜を作ります。皮膚はもともと少量の水分を分泌します。これがワセリンによって膜ができているため、蒸発しません。それによって皮膚の表面が保湿される、という仕組みです。
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ワセリンを塗ることで、油膜を作るといいましたが、つまり皮膚をバリアし、細菌などの侵入を妨げてくれます。乾燥しているお肌は外からの刺激に敏感になっています。化学物質が配合された保湿剤などは逆に肌に刺激を与えてしまい逆効果。その点、ワセリンは何も配合されてないワセリン100%で刺激が無いのが特徴。つまりワセリンが肌を守るのにおすすめ、ということですね。
引用: https://modo3.com/thumbs/fit192x110/94069/1457273685/%D9%85%D8%A7_%D9%87%D9%8A_%D9%81%D9%88%D8%A7%D8%A6%D8%AF_%D8%A7%D9%84%D9%81%D8%A7%D8%B2%D9%84%D9%8A%D9%86.jpg
まずはワセリンの基本の使い方です。正しい使い方をすれば乾燥肌の改善などの効果はすぐに実感できます。しかし量や塗り方を間違えると、肌トラブルを招く恐れがあります。しっかりと読んで下さい。

ワセリンの量

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一番大事なのは、使う量です。どんなに乾燥しているといっても、大量に厚塗りすることは厳禁。ごくごく薄く塗ってこそワセリンの効果を実感できるのです。目安としては、・顔と首・・・米粒2つぶ分 ・両手・・・米粒2つぶ分 ・片足のひざから下・・・米粒2つぶ分 適量はたったこれだけの量なんですよ。よく、乾燥しているからと、べったり厚塗りする人がいますが、それは効果を得るどころか、かえって皮膚を乾燥させてしまったり、カブレの原因に。使い方の初めの一歩、使う量はとても大事です。

ワセリンの塗り方

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ワセリンは融点が高いのが難点。ですので、いきなり皮膚に付けるのではなく、手にのせて体温で溶かしてから優しく薄く伸ばしていきます。溶かさないまま塗るのは厚塗りの原因に。また、皮膚を擦ることは余計な摩擦を起こして肌に良くないことは分かりますね?とにかくいきなり伸ばさず、手であたためて溶かしてから塗りましょう。
引用: https://vaseline.naosou.info/new-theme-0811/wp-content/uploads/2013/11/use.jpg
ズバリ、全身に使えます。ワセリンは軟膏の基材にも使われているものなので、たとえ目に入っても口に入っても、なめても問題ありません。ですので、目の周りや粘膜である唇、またデリケートゾーンにも問題なく使えます。ですが、皮膚の薄いところや粘膜などには純度の高いプロペトやサンホワイトの使用をおすすめします。
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では基本の使い方を理解してもらったうえで、おすすめの使い方をお話していきましょう。これは普段毎日のスキンケアのお話です。

夜のスキンケア

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お風呂上り、肌がまだ湿っている間にワセリンを塗りましょう。なぜならワセリン自体に保湿成分は配合されていないから。そしてお風呂上りは必要な皮脂も落とされ、放っておくとどんどん肌が乾燥していってしまいます。理想お風呂上り5分以内にワセリンを塗ること。もし、肌が完全に乾燥してしまったら、化粧水などで肌を潤わせてからワセリンを塗ります。

ポイント 乾燥している時

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乾燥する季節などは、セラミドなど保湿成分のはいった化粧水や乳液を塗ったうえでワセリンを塗ります。ただし、乾燥がヒドイ場合は化粧水などの刺激に肌が反応してしまう恐れがありますので、あえてワセリンだけを塗りましょう。

ポイント ニキビ

引用: http://selfy.link/wp-content/uploads/2018/02/acne-1606765_640.jpg
乾燥からくるニキビにはワセリンは保湿効果があるので効果的です。ですが、赤いニキビや、膿んでいるニキビがある場合、その部分だけは避けましょう。

朝のスキンケア

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洗顔後、化粧水などで顔を整えた後にワセリンを薄く塗り、その後に日焼け止めを塗るのが日焼け止めの刺激からお肌を守れるので効果的です。
引用: http://genki.healthykouso.com/wp-content/uploads/2014/11/waserinanzu.jpg
先ほどお話した通り、ワセリンは常温に置いておいても融点が高いため溶けず、硬めのテクスチャーです。そこでお気に入りのオイルと混ぜて使いやすくする、おすすめの手作りワセリンオイルがあります。使うオイルはホホバオイル、ココナッツオイル、アーモンドオイル、それ以外ラベンダー精油、ローズマリー精油などお気に入りのものを混ぜて。ただし、オイルによっては目の周りや唇、デリケートな箇所を避けた方がよいものもありますので、オイルの使い方の注意をよく読んで指示に従ってください。
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赤ちゃんの薄い肌のために作られたベビーオイル。画像のベビーオイルはパックスベビー。植物性でサラサラとした使い心地が特徴です。混ぜる場合はいきなりワセリンの容器全量を混ぜるのはやめましょう。15mlくらいの容器にワセリン5g程度を入れ、オイルを5滴程度入れ、混ぜる。これだけです。もちろん顔にも使えます。
引用: http://blog-imgs-63.fc2.com/k/a/k/kakushitsubaiyou/14071710.jpg
色々な用途に使われる人気のオイル、ホホバオイル。このホホバオイルの特徴として抜群の抗酸化力と人の皮脂と大変似ている点が挙げられます。作り方はワセリン5gに対してホホバオイルを5滴くらい。これを湯せんで溶かして混ぜれば出来上がり。いきなり大量に作らず、都度5gくらいつつ作るのがおすすめ。伸びが良いのでほんの少量で全身に塗れます。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51YAa5Jk4wL.jpg
ローズマリーはメディカルハーブとして有名。アンチエイジング作用として有名で、ヨーロッパではハンドクリームにローズマリーを配合するのはとても一般的なこと。そして、色々な用途に使われる人気のオイル、ホホバオイル。このホホバオイルの特徴として抜群の抗酸化力と人の皮脂と大変似ている点が挙げられます。作り方は、ワセリン95.5%とホホバオイル5%を湯せんし、混ぜる。溶けたらローズマリーオイル0.5%を加えて混ぜる。ローズマリーオイルはあまり大量に入れてはいけません。全体の0.5~1%までにしましょう。
実はこれ、ベタガードというワセリンをベースにしたハンドクリームの手作りバージョンなんです。手作り用のレシピが掲載されているのって面白いですよね!
引用: https://blog.freepeople.com/wp-content/uploads/2013/06/easy-lip-gloss-8b.jpg
乾燥する季節に関係なく、オフィスに一日いると唇はテキメンに影響を受けて、ガサガサに。特別なリップパックも良いけれど、ちょっと面倒、という人におすすめしたい手作りリップグロスです。これなら普段、ワセリン塗ってそれから口紅塗って、という手間が省け1度に済んでしまい、しかも乾燥からがっちり唇を守ってくれます。
引用: https://blog.freepeople.com/wp-content/uploads/2013/06/easy-lip-glossb.jpg
用意するものは①ワセリン②チーク③容器④混ぜるボウル⑤混ぜるスプーンか棒
引用: https://blog.freepeople.com/wp-content/uploads/2013/06/easy-lip-gloss-5b.jpg
作り方①ヴァセリン小さじ1くらいを容器に入れて、チークを削りながら加え、混ぜ合わせます。
引用: https://blog.freepeople.com/wp-content/uploads/2013/06/easy-lip-gloss-9b.jpg
②容器に入れて出来上がり。たったこれだけで一日中乾燥から守ってくれるお気に入りカラーのグロスが出来上がっちゃいます。使わずに放ってあるグロスや口紅、アイシャドウで色んなバリエーションを楽しんでみて。ちなみに、チークも口紅もアイシャドウも顔に付けるものなのでそれを口に塗っても問題はありません。
引用: https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/8/7fb8cff0c7c6b291b62ec3f6e0a8d0f4f6f06594.13.1.8.2.jpg
こんな風にチューブに入れれば、手も汚れません。この場合は湯せんでワセリンを溶かしてカラーをまぜ、容器へ流し入れます。
引用: https://hitofuri.com/wp-content/uploads/image02folder/864/6d410c706230720e8226a72a387392f8.jpg
ワセリンの基本的な使い方からおすすめのアレンジまでお伝えしました。使い方さえ間違えなければ、ワセリンは全身に使えてしかも安い、私たちの味方のスキンケアアイテム。是非活用して乾燥知らずのお肌で過ごしてくださいね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: http://img08.shop-pro.jp/PA01206/039/product/82972965.jpg?20141102143600