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スキンケア(C)

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ベビーパウダーは顔にも使える?安全性と効果的な使い方教えます!

2024.02.25

ベビーパウダーは赤ちゃんのあせも防止やベタつくお肌に使うものですが、顔にも使えるの?また、夜、ナイトパウダーの代わりに顔に使えることはできる?ベビーパウダーの安全性や危険な使い方、夜寝る前にスキンケアとして効果的なベビーパウダーの大人な使い方を教えます。

  1. ナイトパウダーとは?
  2. ベビーパウダーとは?成分やその特徴は?
  3. ベビーパウダーの成分 コーンスターチの特徴
  4. ベビーパウダーの成分 タルクの特徴
  5. 夜にベビーパウダーを顔に使っても危険はない?安全性は?
  6. ベビーパウダーが危険と言われる理由
  7. 夜にベビーパウダーを顔に使う効果
  8. 夜にベビーパウダーを顔に使う効果 ベタつきをなくす
  9. 夜にベビーパウダーを顔に使う効果 皮脂
  10. 夜にベビーパウダーを顔に使う効果 寝汗
  11. 夜にベビーパウダーを顔に使う効果 美容効果
  12. 夜にベビーパウダーを顔に使う 使い方
  13. 夜にベビーパウダーを顔に使う 使い方の注意
  14. まとめ
引用: https://fitter.cosme.net/media/collection/870/3640/5169985.jpg?target=550x100
フェイスパウダーはメイクの仕上げに使うもの。ではナイトパウダーは?夜のスキンケアの仕上げに使うもので、美容成分や保湿成分が配合されたフェイスパウダーのことです。ナイトクリームなどのベタつきを抑えてくれたり、肌を保護してくれる効果があるので、素肌よりも肌に負担がかからないと最近話題のパウダーです。
引用: https://tomothai.net/wp-content/uploads/2016/04/baby-pouda-.jpg
ベビーパウダーは赤ちゃんのあせも・かぶれ予防や制汗剤として使われるのは、皆さん知っていますよね?でもあの白い粉の正体をご存知ですか?白い粉の主成分は「コーンスターチ」と「タルク」です。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41v1s3uvQZL.jpg
コーンスターチは、よく料理にも使われている、トウモロコシからとったでんぷん。体には全くの無害で無味無臭の粉です。コーンスターチには、吸水性があります。さらに、乾きすぎると吸った水分を放出するはたらきもあるので、お肌につけた場合、表面の水分を適度に保ってくれるという特徴があります。
引用: http://fitter.cosme.net/media/product/10146/skuimg_640577.jpg?target=180x180
ベビーパウダー以外にも、化粧品の基材として、フェイスパウダーやプレストパウダー、ファンデーションなどに使われており、また、感触や肌への伸びを良くする目的でも使われています。他にも乳化安定剤として乳液やパックに、クリームやパックには保護剤として使われます。
引用: http://www.nippon-talc.co.jp/wp-content/uploads/2017/04/about-talc_img-768x235.jpg
タルクとは、和名を滑石といい、名前の通りツルツルした鉱石で、硬度が一番やわらかい天然石が原料です。これを砕いてパウダーにしたものがタルクです。コーンスターチのような吸水性はありませんが、肌への吸着性がとても高く、細かい粒子が水分を引き上げて撥水させる働きがあります。そのため、肌がサラサラした状態になります。
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ベビーパウダー以外に、紙製品、プラスチック、電子部品、セラミックス、食品添加物、医薬品、化粧品、塗料、ゴム、農薬資材など、多岐にわたって使用されているものです。化粧品でいうと、ツヤや光沢があるのでファンデーションやアイシャドウ、チーク、口紅、それにナイトパウダーなどにも使われています。(すべての化粧品にタルクが使われているわけではありません。)
引用: https://s.hswstatic.com/gif/baby-powder-stop-sweating-1.jpg
主成分である「コーンスターチ」も「タルク」も食品から化粧品まで幅広く使われています。タルク=鉱石と聞くと、ちょっと不安になるかもしれませんが、タルクは純粋な鉱物質で、もし、体内に入ってしまった場合も、人体に吸収・蓄積されずに体外へ排出されます。従って人体に悪影響を及ぼすものでない、との認識です。もちろん皮膚につけても皮膚から体内に浸透することはありません。そしてどちらも厚生労働省に人体に悪影響を及ぼさないと認定されている成分です。つまり、ベビーパウダー自体は人体にとって危険はものではありません。
引用: https://img.omni7.jp/co/productimage/0006/product/00/532017500/image/532017500_main_l.jpg
ではなぜ一部でベビーパウダーが危険と言われているのでしょう?
1987年、ベビーパウダーの原料である滑石に、石綿(アスベスト)が混入していたという事件が起きました。ですが現在は、厚生労働省の定めた不純物混入試験を経た滑石以外は原料として使用することが許されていません。ですので、日本で販売されているものは安全です。しかしながら未だにこの事件が尾を引き、ベビーパウダーは危険であるという考えが根強く残ってしまっています。
引用: http://cdn.shopify.com/s/files/1/1604/3829/products/Softsens-Powder-Back_d676767b-7464-434e-94a1-580fd67b761d_grande.jpg?v=1525439494
逆に海外では厚生省と同じ基準を設けているかは国によりますので、海外製品を個人輸入して使用する場合はそういったリスクも知っておく必要があるかもしれません。
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また、大人の肌にベビーパウダーをつけると危険ということも言われることがあります。理由は、大人の毛穴は赤ちゃんより大きいから、ベビーパウダーが毛穴につまってしまう、というもの。毛穴に詰まる・詰まらないは毛穴の大きさではなく、正しくない使い方が問題なんです。皮膚の機能が未発達の赤ちゃんに使って大丈夫なものは、大人が使っても大丈夫。もちろん正しい使い方をしなければ、赤ちゃんだって大人だって危険です。正しい使い方については後で詳しくお話しますので、しっかり読んでくださいね。
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ベビーパウダーを顔につけても危険がない事は分かりましたね。では、夜に顔にベビーパウダーをつけるとどんな効果があるのでしょうか?
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夜、寝る前にナイトクリームを塗ると顔がベタベタしますよね?そのまま寝るのってちょっと我慢が必要。ベビーパウダーをつけることでベタつきをなくしサラっとさせてくれます。
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朝起きた時に、顔が皮脂でベタっとしていませんか?だからといって、寝ている間の皮脂の分泌をコントロールすることはできませんし、取り除くこともできませんよね?ベビーパウダーには皮脂を吸収し、毛穴をつまりにくくする働きがありますので、夜、寝る前に顔につけておけば分泌された皮脂を吸収してくれます。
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汗も同じことです。通常、大人でも寝ている間にはコップ1杯分の汗をかくと言われています。ベビーパウダーにはあせを撥水させてくれる働きももちろんありますので、寝汗による不快感やベタつきにベビーパウダーはもってこいです。
ナイトパウダーに配合されている美容・保湿成分は、ベビーパウダーの場合種類によって配合されていたり、されていなかったりしますが、固形のベビーパウダーには保湿成分などが配合されているので、美容効果も期待できます。
洗顔後にはスキンケアで化粧水や乳液などしっかり保湿しますので、パウダーにはベタつきや皮脂を抑えるのが一番重要な役割といえます。
ベビーパウダーにも正しい付け方、注意すべきことがありますので見て行きましょう。ベビーパウダーが危険と一部で言われるのは、間違った付け方をした場合です。正しく付ければ危険はありません。これは赤ちゃんだけでなく大人でも同じこと。すでにベビーパウダーを使っているひとも、正しい付け方をしていたか見直してみて下さい。

乾いた肌に使用する

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肌が湿った状態でベビーパウダーをつけてしまうと、パウダーの細かい粒子が毛穴に詰まってしまう恐れがあります。毛穴に詰まってしまうと、皮脂を吸収したり、汗を撥水させる本来の働きができなくなり、肌トラブルにつながってしまうことに。パウダーをつける際はきっちり水分を拭き取った乾いたお肌につけましょう。
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顔につける場合、スキンケアを行ったあと最後にベビーパウダーをつけます。ですが、ケアしたてのお肌はモチモチしていますし、ナイトクリームなどはベタつきを感じるはず。その場合は、乳液やクリームなどが肌に馴染むまでしばらく時間をおくか、余分な油分をティッシュオフしてからベビーパウダーをつけましょう。

使う量

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ベビーパウダーを沢山つければその分、皮脂を吸収してくれるかというと、そうではありません。ベビーパウダーは薄くつけてこそ、効果を発揮するものです。目安の量は肌につけたときに、うっすら白くなる程度が適量です。

つけ方

ベビーパウダーにはパウダー状のもの(容器が振り出すタイプと蓋を開けるもの)と固形上のものの2種類がありますので、それぞれ説明していきます。

つけ方 パウダー状を手で付ける場合

まずベビーパウダーを少量、手に取ります。両手をこすり合わせてパウダーを伸ばしてから、肌に滑らせるようにして、薄くまんべんなく伸ばしていきます。蓋を開けてパウダーを取る際に、直接手でとると、指の雑菌がパウダーに移ってしまう恐れがありますので、小さいスプーンを使うのがおすすめです。
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つけ方 パウダー状をパフで付ける場合

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まず、パフにパウダーをのせます。次にパフを2つに折って揉み込みます。そうすることで、パフの表面に沢山ついているパウダーが馴染み真っ白になるのを防ぎます。または、パフを2個使うのも便利です。片方のパフでパウダーを取り、もう一枚のパフとこすり合わせてなじませてからつけると、綺麗につけやすくなります。

つけ方 固形状のパウダー

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パフでさっと肌の上を滑らせるようにベビーパウダーをつけます。鼻など皮脂の分泌がおおい箇所には押さえつけるようにつけるのもよいでしょう。
引用: http://biquick.net/wp-content/uploads/2018/01/shutterstock_422262754-700x467.jpg
固形状のものは飛び散りませんが、パウダー状のものは、ベビーパウダーが空中に舞うような付け方はNGです。コーンスターチやタルク自体は危険ではないといっても、大人でも吸い込めば呼吸器系のトラブルを招く恐れがあり危険です。手でもパフであってもパンパンはたくのではなく、撫でるようにつけるのが正しいつけ方です。
引用: https://pbs.twimg.com/media/C_TgW6CVoAMzBiy.jpg
また、厚塗りや重ね塗りはお話しているように毛穴を詰まらせてしまう恐れがあります。大人の肌は赤ちゃんとくらべて丈夫であっても、ベビーパウダーが毛穴につまれば、本来汗を蒸発させる役割のあるベビーパウダーが逆に汗を蒸発させなくしてしまったり、皮脂がパウダーと一緒に毛穴につまったりしてしまい肌トラブルの原因となります。
引用: https://nicestyles.ca/wp-content/uploads/2017/06/support-pillow-2000x1200.jpg
赤ちゃんだけでなく、大人にとってもとっても使い勝手のよいベビーパウダー。正しく使って、ベタつくお肌をサラっと快適にしてくれますので、きっとぐっすり眠れますよ。早速今晩から試してみて下さいね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: http://funburg.net/wp-content/uploads/945_.jpg