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はちみつと砂糖の違い!カロリー・糖質などの違いを知って健康に!

2024.02.25

ヨーグルトやトーストに甘味を足すとき、皆さんは何を使っていますか?砂糖?シロップ?それともはちみつ?甘味には断然はちみつがおすすめ!その理由をはちみつのカロリーや糖質、栄養価など砂糖との違いをお話します。違いを知って健康に美肌になっちゃいましょう!

  1. 砂糖とは?はちみつとは?
  2. はちみつと砂糖の違い カロリー
  3. はちみつと砂糖の違い カロリー/大さじ1杯で比較した場合
  4. はちみつと砂糖の違い カロリー/同じ重さで比較した場合
  5. はちみつと砂糖の違い カロリー/同じ甘さを感じる分量での比較
  6. はちみつと砂糖の違い 栄養素
  7. はちみつと砂糖の違い 糖質
  8. はちみつと砂糖の違い メリット
  9. はちみつと砂糖の違い デメリット
  10. はちみつと砂糖の違い
  11. まとめ
引用: https://be-a-mother.info/wp-content/uploads/2016/12/4929c68a458dc33bcc05bea659124127.png
みなさん、砂糖というと何を思い浮かべますか?最近は砂糖と一言でいっても沢山の砂糖が売られています。上白糖、グラニュー糖、黒糖、三温糖・・・。今回は日本で砂糖の消費の半分以上を占める上白糖とはちみつの成分や効能を比較することにします。以降砂糖=上白糖と読み替えて下さいね。また、はちみつにも何も加工精製していない純正はちみつ、水あめなどを人工的に添加した加糖はちみつ、色や香りを精製した精製はちみつの3種類がありますが、今回は何も加工されていない、純正はちみつで比較していきます。

上白糖とは?

引用: https://www.mitsui-sugar.co.jp/products/sugar/images/johakuto_ph01.jpg
上白糖はさとうきびやてん菜から糖分をとりだして、結晶化させたものです。グラニュー糖よりも甘さにクセがなく、また三温糖ほど濃厚すぎず、またさらさらしていて飲み物に加えても溶けやすく扱いやすいため、全般に渡って日本人に好まれています。実はこの上白糖って日本独自の砂糖なんですよ。世界規模でみると一番消費されているのはグラニュー糖です。

はちみつとは?

引用: https://googirl.jp/img/15/02/1502214top.jpg
はちみつといえばミツバチ。ミツバチが花から花へ蜜を集めている光景は誰しも目にしたことがあるはず。でも花の蜜を集めただけでははちみつにはならないんです。ミツバチは体のなかに花の蜜を分解する転化酵素というものをもっています。この酵素と花の蜜が混ざって分解され、かつ巣の中でミツバチたちがブンブンと羽をバタつかせて水分を20%以下まで飛ばすことではちみつは出来上がります。
引用: http://img.masi-maro.com/imgdet_16635_567394_imgdet_org.jpg
まずはカロリーを比較してみましょう。大さじ1杯の場合、同じ重さの場合、同じだけの甘みを感じる量の場合に分けてみます。
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料理やお菓子などを作る際の分量表示として大さじ〇杯なんて表記がされますよね?まず砂糖の大さじ1杯は9g、カロリーは35kcalとなります。一方のはちみつの大さじ1杯は21g、カロリーは62kcalです。
はちみつは砂糖より重いので、同じ大さじで比較してみると、重さは約3倍、カロリーは倍近くはちみつの方が高くなります。
引用: http://www.tcnkenko.com/wp-content/uploads/2016/02/hatimitu10-300x200.jpg
次に同じ重さでカロリーの比較をしてみましょう。砂糖10gのカロリーは38kcal、一方のはちみつは29kcalとなっています。同じ重さで比較するとはちみつの方が低カロリーなのが分かります。
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例えば紅茶に甘味を加える時、みなさんそれぞれにちょうど良い甘さというのがあります。砂糖を加えた場合とはちみつを加えた場合、同じ分量を加えても感じる甘さが違うんです。まず、ティースプーン1杯分の上白糖の重さは5gで、カロリーは19kcalです。つぎにティースプーン一杯分の甘みをはちみつで加える場合、3.8gを加える必要があります。はちみつ3.8gのカロリーは12kcal となります。つまり、同じ甘さを感じるために使う量で比較するとはちみつの方がカロリーが低いというわけです。
引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQYw9-bqO1ZLHbTzCYdgZXayEXacgZFS4PvoQXb1N_bjg56LyYiIQ
では次に、栄養面ではちみつと砂糖を比較してみましょう。重さは先ほど比較した同じ甘さを感じる分量で比較していきます。
引用: http://www.qbg.co.jp/dcms_media/image/secret_img05.jpg

砂糖の主な栄養素(大さじ3杯=27g中)

エネルギー104カロリー、【主要成分】タンパク質0g、脂質0g、炭水化物26.78g 【ミネラル】ナトリウム0.27mg、カリウム0.54mg、カルシウム、0.27mgが摂取できます。

はちみつの主な栄養素(大さじ1杯=21g中)

エネルギー62kcal、【主要成分】タンパク質0.04g、脂質0g、炭水化物16.74g  【ビタミン】ナイアシン 0.04mg、葉酸 0.21μg、パントテン酸0.11mg、ビオチン0.05μg、ビタミンC0.63mg 【ミネラル】ナトリウム 1.47mg、カリウム 2.73mg、カルシウム 0.42mg、マグネシウム 0.21mg、リン 0.84mg、鉄 0.17mg、亜鉛 0.06mg、銅 0.01mg、クロム 0.21μg
引用: https://nono.style/wp-content/uploads/2017/02/141005_toyoda.jpg
なるほど、砂糖にくらべてはちみつの方がビタミンやミネラルなど豊富な栄養素が含まれているということが見て取れます。
引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcS42CfPRcqWlTrf2bjV228AxIE-30wdy60qZHCGyGsanYgFkI5d
次にはちみつと砂糖の糖質の違いを見て行きましょう。冒頭にざっと砂糖とは?はちみつとは?でお話したように、はちみつと砂糖では原材料が違いますよね?もう少し詳しく糖質の違いを見て行きましょう。

砂糖の糖質

引用: http://livedoor.blogimg.jp/yukawanet/imgs/5/6/56c0dbd6.jpg
砂糖の主成分はショ糖という白色で甘味のある結晶です。そしてこのショ糖はブドウ糖と果糖を50%ずつの割合で結合して作られます。砂糖はさとうきびとてん菜から糖分を取り出して結晶化させたものと冒頭でお話しました。ですが、このショ糖にはミネラルなどの成分はほとんど含まていないんです。あの白い砂糖ができあがるまでに何回もの加工工程を経ている際に精製されてしまっています。

はちみつの糖質

引用: http://www.qbg.co.jp/dcms_media/image/secret_img01.jpg
はちみつの糖質は果糖(約40%)、ブドウ糖(約35%)、ショ糖( スクロース、数%)です。最初にミツバチが花の蜜を集めた時点ではショ糖ですが、そのショ糖がミツバチの唾液に含まれる転化酵素により、果糖とブドウ糖に分解されます。この果糖とブドウ糖はこれ以上分解できないほどに単純な構造のため、胃腸に分解の負担をかけずに、すぐエネルギーに変わるのがこの糖質の特徴といえます。
砂糖とはちみつの違いが分かったところでそれぞれのメリット・デメリットを見て行きましょう。

砂糖のメリット

引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcSPSbhG5LLuOJBanLe3fW8ChZdpogx6T0vfDyGgmtYehGmOhGgL
ずっと昔、日本製糖協会のCMで「お砂糖は脳のガソリンです」というCMが流れていました。どういう事かというと、脳のエネルギーは炭水化物であるブドウ糖だけ。ブドウ糖はごはんやパンなどの炭水化物にも含まれていますが、消化吸収に時間がかかり、一方の砂糖は消化吸収が早く、その分すぐに脳にエネルギーを届けられる、だから頭を働かせるために砂糖ととりましょう、という砂糖業界ならではの宣伝。たしかに砂糖の主成分は炭水化物。砂糖を摂取するとすばやく脳にエネルギーが届くわけです。他にも消費年月日を記入する必要がないくらい長期保存が可能で、長期保存しても風味などの変化はまったく見られません。さらにクセのない甘味はどんな料理にも使え、安価で入手できます。

はちみつのメリット

引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQAiEdTBbUhIpZhBrxLjq0V1v8zo6ELfKITFtophNRJ8g06Jzwm
はちみつはほとんどが糖質ですが、注目すべきは豊富なミネラル分と抗菌作用です。当然ながらはちみつの糖質も砂糖と同様に脳のエネルギー元となります。また、豊富なミネラルは身体にとって大変有益なのはいうまでもありません。また、はちみつの抗菌作用は、外国では薬草のように薬として扱われ、ノドの痛みや軟膏代わりに使われるほど重宝されています。さらに、はちみつに含まれる酵素によって消化や代謝が活発になり免疫力が上がります。そのため日本でもはちみつの効能が再注目されはじめ、健康食品として人気の高まりをみせています。また正しい保存方法をまもれば、半永久的に腐ることはありません。
引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcT6LU70hxhjUstoYC3kzayhfuFvZpMAc2qndhD-K5HQfyGTb0Th
では次にそれぞれのデメリットについて見て行きましょう。

砂糖のデメリット

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白い色の食材ほどGI値が高いといわれています。真っ白な精製された砂糖はとてもGI値が高く、当然ながら肥満・メタボリックシンドロームの原因に。また、過剰に摂取した場合、心臓病や糖尿病発症のリスクが高まってしまいます。実ははちみつに比べて砂糖は体内で消化しずらい甘味料なんです。

はちみつのデメリット

引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcS2iChodtJhUm5wSWNL3zneTQBvafUlPDUtTVlrMfZN3St6p4jX
はちみつも砂糖同様に糖分からてきているので健康食品だからと過剰摂取すると肥満に、また、心臓病や糖尿病のリスクもあることを知っておかなければいけません。またはちみつは花の蜜が風味や味の要となります。はちみつ独特の風味は使用する料理を選びます。また、人によって好みが分かれるため万人に好かれるという甘味料ではありませんし、砂糖のように顆粒になっていないので扱いづらさがあります。さらに、いくら保存が半永久的に可能とはいえ、はちみつにとっての大事な風味は、2~3年程度で薄れていきます。
引用: https://www.ilgiornaledelcibo.it/wp-content/uploads/2016/06/Dolcificanti-naturali.jpg?x23662
ここまで見てきたはちみつと砂糖の違いをまとめてみましょう。
【カロリー】砂糖>はちみつ【栄養素】はちみつ>砂糖。はちみつには身体に必要なビタミンやミネラルが豊富にふくまれている一方で、砂糖には糖分以外にはなにもほとんど何も含まれていない。【味・風味】砂糖・・・癖のない甘味でどんな料理にも適している。はちみつ・・・独特の風味があり、花の種類によってもコク・甘味の濃度・香り全てが違ってくる。【保存・その他】砂糖・・・賞味期限の記載が必要ないほど長期保尊が可能。風味にも栄養面にも変化はおきない。はちみつ・・・長期保存は可能だが、時間が経過するほど風味は落ちる。

注目すべき違い

引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQu2Zk6O3LpF5Cl48-OZXWzeCjuy-XMMia4axJbEXBEXmgAVvk4
カロリーと、ビタミン・ミネラルを含む量に注目すべきでしょう。体型を気にする女性だけでなく、男性だって肥満が健康を脅かす恐れはあります。でも疲れている時など甘いものが欲しくなるのも事実。そんな時は少ないカロリーで満足できる、はちみつを摂るべき。それに同じ甘味を摂るならば、糖質だけの砂糖よりも、身体に大事なビタミン・ミネラルを補給でき、抗酸化作用のあるはちみつがおすすめ。ビタミンやミネラルがどれほど美容・健康とって大事な栄養素であることは言うまでもありませんよね。
引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcTZrVqSLmJd42ltYLf4RXtC3AxB-Hv8pJ0zqYB7V123V63qRfsL
はちみつの方がカロリーが低くて栄養価が高いからって、なにも全部の甘みをはちみつに変えることはありません。普段の飲み物に入れる砂糖や、パンケーキにシロップをはちみつに切り替えたりと、上手に毎日の生活にとりこんで、ストレスなく続けることが健康へのカギ。はちみつは季節や花の種類によって風味がガラっと変わります。四季の移り変わりをはちみつでも楽しんでみては?それに美肌と健康は切っても切れない仲。美肌を目指すなら、身体の中からキレイに、健康になることが大事です。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://giacngo.vn/UserImages/2016/08/14/11/a%20mat%20ong.jpg