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梅雨って何月からなの?関東と大阪の方では雨季入りに何日差がある?

2024.02.25

今年ももう梅雨の季節になりますね。梅雨と言えば6月のイメージも強いですが夏休みに入る直前まで続いている印象も…。梅雨とは何月に始まって何月に終わるのでしょうか。関東と大阪等地域で異なる梅雨の日付にも注目しながら梅雨入りのタイミングを比べてみました。

  1. 梅雨って何月からなの?
  2. 最初に梅雨入りするのは何月?
  3. なぜ梅雨を示す日時は曖昧な表現がされるの?
  4. 日本各地の梅雨入りは何月?
  5. 関東の梅雨は何月?
  6. 大阪の梅雨は何月?
  7. 過去で最も短かった梅雨は何月?
  8. 今年度2018年の梅雨は何月から何月まで?
  9. 梅雨でも楽しく過ごしたい
  10. 梅雨って何月からなの?まとめ
梅雨には「何月何日からが梅雨入りです」といった決まった日がありません。5月の内から梅雨入りする事もあれば、6月中旬になってやっと梅雨入りする年もありますよね。梅雨って一般的には何月から始まるものだと考えれば良いのでしょうか?関東と大阪ではどのくらい梅雨入りに差があるのでしょうか。
梅雨を「梅の雨」と書くのは、ちょうど梅の実が熟す頃に降る雨にちなんで梅雨と言われるようになりました。梅の実が熟す旬の時期は5月下旬から7月の間なので梅雨の季節も基本的にはその間だと考えれば良いでしょう。
もう少し細かく考えると、梅雨入りのタイミングは日本各地で異なります。梅雨の雨を降らせる梅雨前線は沖縄から徐々に日本列島を北上して行くので1番初めは沖縄で梅雨明けをします。その後関西や関東も徐々に梅雨明けをし、東北北部で梅雨入りする頃にはもう沖縄では梅雨明けの時期に迫ります。
1番最初に梅雨入りをする沖縄では、今年(平成30年)は5月9日頃に梅雨入りをしました。昨年は5月13日頃、一昨年は5月16日に梅雨入りをしているので過去3年では最も早い梅雨入りをしました。
ここで気になるのが梅雨入り梅雨明け時期が頃と表現されることです。梅雨入り、梅雨明けを表す際何月何日頃と曖昧な表記をするのは自然現象を相手に明確な表現をするのは非常に難しいからです。
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その為、ニュースでも「梅雨入りされたと見られます」や「梅雨入りされたと考えて良いでしょう」と言う表現で梅雨入り宣言をしています。また、一応梅雨入りとされる定義は、『晴天が2日以上続いた後、梅雨前線の影響で前日と本日が雨で、さらにその後1週間の天気予報が5日以上雨または曇り』という素人では何とも分かりにくい定義があります。とは言っても、プロの方々でさえ明確な見極めが難しい為に曖昧な表現がされている訳です。
梅雨入りの平年値を見ると、沖縄が5月9日頃、奄美が5月11日頃、九州南部が5月31日頃、九州北部と四国が6月5日頃、中国と近畿が6月7日頃、東海と関東甲信が6月8日頃、北陸と東北南部が6月12日頃、東北北部が6月14日頃となっています。これらの過去のデータは全て気象庁のホームページで確認する事が出来ます。
ちなみに梅雨入りが東北北部までしかないのは、北海道には梅雨がないからです。北上するにつれて、段々と勢力を衰えさせながら進む梅雨前線は、北海道に差し掛かる頃には随分と弱くなり梅雨と認められる程の雨を降らせません。年によっては2週間ほど雨が降る日の続く事もありますが、それも梅雨としては認められず蝦夷梅雨と呼ばれています。
通常の雨だと数日で日本列島を通り過ぎていきますが、梅雨入りデータを見るとわかるように梅雨前線はゆっくりゆっくりと進みます。このようにゆっくり進む前線は停滞しているようにも見えることから停滞前線と呼ばれています。
日本の首都である東京がある関東甲信地方は大体いつ頃に梅雨が始まるのでしょうか?電車やバスで通勤通学をする人の人口も多い首都圏では特に天気が気になるところですよね。平年値の梅雨入りは6月8日とご紹介しましたが、梅雨明けも見てみると7月21日頃とされています。6月の上旬から7月に入り海の日あたりまでが関東でのおおよその梅雨時期のようです。
また、気象庁のホームページ上では1951年からのデータを閲覧する事が出来ますが、1951年以来最も早く梅雨入りしたのは1963年の5月の6日頃、最も梅雨入りが遅かった年は1967年と2007年の6月22日頃でした。ちなみに5月6日頃に梅雨入りした1963年の梅雨明けは7月24日頃だったようで梅雨明けは至って平均値に近い日時です。
多少は梅雨入りのタイミングで梅雨明け時期も前後しているような傾向も見られますが、早く梅雨入りしたからと言って梅雨明けが早いと言う訳でもないようです。できることなら遅く梅雨入りして早く梅雨明けしてほしいものですね。
もう1つの日本の大都市大阪での梅雨も気になるところです。近畿地方での梅雨明けの平均値は7月21日頃とされています。梅雨入りの平均値は関東よりも1日早いですが梅雨明けの平均値は同じなのでなんとなく大阪の方が梅雨が長いの?と言う印象です。ちなみに過去で最も早い大阪の梅雨入りが1956年の5月22日頃、最も遅い梅雨入りは1958年の6月25日でした。
沖縄と東北北部では梅雨の時期も1ヶ月以上の差がありますが大阪と関東ではそれほどまで差はないように見て取れます。とは言っても昨年の2017年では近畿地方の梅雨入りが6月20日頃だったのに対して、関東甲信地方では6月7日頃に梅雨入りをしており、通常では日本列島を北上しながら梅雨入りしていくはずですがイレギュラーな年でした。自然界に起きることなのでこのような事例も十分にあり得る出来事です。
出来れば短い期間で終わってほしいと思う梅雨、過去の記録の中で最も短かかった梅雨を調べてみると、だいたい日本の真ん中に位置している東海地方の例では丁度20日間という期間の年が3度ありました。平均的な梅雨の期間は40〜50日程度なので随分短いですね。そして期間が短いからと言って雨量が多いという訳でもないようです。昨年2017年度も比較的期間は短く雨量の多い梅雨でした。3週間前後で終われば良いところでしょう。
5月を終えたところで梅雨入りをしているのは、5月8日頃の沖縄、5月7日頃の奄美、5月26日頃の九州南部、5月28日頃の九州北部と四国です。(こちらはまだ速報値です。)九州北部や四国では平年値よりも1週間程早く梅雨入りをしました。
その他の地域でも6月下旬には広い範囲で梅雨入りをし、平年並みか平年よりもやや早めの梅雨入りをするのではないかと言われています。また、今年の梅雨は雨量が多く強い雨も降りやすいと予測されているようです。衣替え等の身支度はもちろん、自宅周りの確認も今のうちに済ませて梅雨の準備をしておきましょう。もう晴れ間の続く日もそんなに多くはありません。また、7月中旬には梅雨明けするのでは、という予想も出ていました。
やはりこれほどまでに梅雨がいつなのか気になってしまうのは梅雨には憂鬱な事が沢山あるように感じているからではないでしょうか。布団も干せないから梅雨入り前には干して置かないと…と焦ったり湿気で髪がまとまらない、どこへ出かけてもパッとしない、体調の悪くなる方も沢山います。
でも、最近では梅雨になるとこんなに素敵な光景を日本各地で見られる事が出来るんですよ。
また梅雨の季節を代表する紫陽花も素敵です。紫陽花畑や紫陽花をイメージして作られた和菓子等、SNS映えにもぴったりですよ。
日本全体で見る梅雨は5月の下旬から7月中旬過ぎ位でした。梅雨入りが沖縄から本州に来るまでは1ヶ月程かかるようですが近畿や東海、関東など本州の中心となる地域では梅雨入りにそれほどまで差はないようでした。過ごしにくい季節は長く感じますがあっという間に夏が訪れます。外で過ごすことが難しい梅雨は、自宅でダイエットやお買い物等夏に向けての準備をしながら過ごすのも良いですね。
また、梅雨は体調を崩しやすい季節でもあります。体調管理に注意して過ごしましょう。湿気や気温、気圧の関係で体調を崩しやすい方はこちらも読んでみてください。