カフェイン過剰摂取とは
カフェインの過剰摂取と言うのは、耳にしたことがある方も多いかと思います。ですが、具体的にはどのくらいの量を摂取すると過剰摂取になるのでしょうか？また、どのような症状が出たらカフェインの過剰摂取となるのか？などなど、カフェインに関する気になる点をご紹介して行きたいと思います。カフェイン過剰摂取になる量や症状、対処法や治し方について見て行きましょう！
カフェインによる効果は？
ではまずカフェインによる効果から見て行きましょう！過剰摂取は怖い症状でもあるのですが、カフェインにはとっても良い効果もあるんです！利尿作用があることはよく知られていますし、よく映画を観る前には飲まない方が良いとも言われていますね。それ以外のカフェインによる効果をご紹介して行きたいと思います！
カフェインによる効果「覚醒作用」
脳の中で働く睡眠物質のひとつに「アデノシン」があります。アデノシンは「ギャバ神経」を介して、脳の活動を抑えたり、睡眠の中枢に働いて脳全体を眠らせたりする働きがあります。このため、アデノシンが脳にたまってくると、眠気が強くなってくるのです。 カフェインは、アデノシンが神経細胞に作用することを邪魔して、眠気を減らします。また、カフェインは脳の「報酬系」という部分を刺激するので、起きているのが楽しくハイな気分にして覚醒度を上げてくれます。(一部抜粋)
アデノシンがキーポイントとなり、覚醒度を上げてくれるのですね。眠気覚ましに使いたいと思ったり、朝起きぬけにコーヒーが飲みたくなると言うのと繋がっているのかもしれませんね。起きているのが楽しくてハイな状態と言うのは、文字にするとちょっと怖い感じがしてしまいますが、仕事をこなしたい時などにはとっても便利ですね。
カフェインによる効果「集中できる」
覚醒作用によって、集中力がますと言うことにも繋がって行きます。覚醒作用が現れるまで、人にもよりますが15分から1時間ほどかかります。ですので、ここぞと言う時にはその直前ではなく、予めコーヒーを飲んでおくようにすると良いでしょう。
カフェインによる効果「一時的に頭痛を止める」
カフェインは一時的に頭痛を止める働きがある一方で、常用するとかえって頭痛が起こりやすくなる。これは、カフェインの脳血管収縮作用により頭痛が軽減されるためで[10]、時間の経過とともにこの血管収縮作用が消えると、反動による血管拡張により頭痛が生ずることがある。(一部抜粋)
偏頭痛などに悩まされている方にとっては、心強い味方となってくれますが、同時に諸刃の剣にもなってしまうのですね。また、元々頭痛に関係なくコーヒーが好きと言う方にとっては、辛いことでもありますね。
実はカフェインはコーヒー・緑茶以外にも含まれている？
カフェインと聞くと、コーヒーやお茶を思い浮かべますが、他にもカフェインが含まれている物があるんです。ココアや、コーラ、エナジードリンクなどにもカフェインがプラスされていることがあります。他にも飲料に含まれていることがありますので、カフェインを気にされている方は注意が必要です。少量でも含まれていることがあったりもします。
カフェインの過剰摂取を防ぐ「1日の許容量とは？」
カフェインを一生涯摂取し続けたとしても、健康に悪影響が生じないと推定される一日当たりの摂取許容量（ADI:Acceptable Daily Intake）については、個人差が大きいことなどから、日本においても、国際的にも設定されていません。(一部抜粋)
厚生労働省のページを見てみると、1日の許容量としては個人差があるとして設定はされていないようです。ですが、目安のような感じの摂取量は設けられているようです。ですが、カナダ保健省では以下のような摂取量が注意喚起とされているようです。
・健康な成人は最大400 mg/日(コーヒーをマグカップ（237 ml入り）で約３杯)までとする。(一部抜粋)
・カフェインの影響がより大きい妊婦や授乳中、あるいは妊娠を予定している女性は最大300 mg/日(マグカップで約２杯)までとする。(一部抜粋)
なるほど。注意喚起としてカフェインの摂取量を発表しているのですね。ですが1日に3杯程度であれば、がぶ飲みしなければ問題ない数字ではありますね。
カフェインの過剰摂取で起こる、副作用と対処法・治し方
ではここからは過剰摂取で起こる、副作用と対処法・治し方についてもご紹介して行きたいと思います。カフェインは過剰摂取してしまうと、稀に死に至る場合もありますので、注意したい点でもあります。ですが、あまりにも多く摂り過ぎなければ死に至ると言うことは、そうそうありません。日常でも起こりやすい、副作用や対処法・治し方について見て行きましょう！
カフェインの過剰摂取で起こる、副作用
副作用として不眠、めまいなどが含まれる。減量あるいは中止による離脱症状として、頭痛、集中欠如、疲労感、気分の落ち込みなど吐き気や筋肉痛が、ピークがおよそ2日後として生じることがある[1]。頭痛は1日平均235mgの摂取で、2日目には52%が経験する[2]。(一部抜粋)
wikipediaで見てみると、このように副作用がたくさん出てきます。どれも怖いものですが、どんな対処法・治し方があるのでしょうか？
カフェインの過剰摂取で起こる、副作用の対処法・治し方「水を飲む」
早急に対処できる方法としては、水を飲むと言う方法です。利尿作用によって水分が足りなくなっている可能性もありますし、カフェインを体外に排出する助けになってくれることもあります。ですので、カフェインによる副作用が出てきてしまった場合には、水分を摂るように心がけましょう。
カフェインの過剰摂取で起こる、副作用の対処法・治し方「頭痛の場合」
カフェインの副作用によって出やすい症状としてあるのが、頭痛です。カフェインを摂ってから頭痛がして来てしまった場合には、副作用の可能性もあります。そんな時には、頭を冷やしておきましょう。そうする事で、カフェインによって拡張された血管を収縮させることができます。
カフェインの過剰摂取で起こる、副作用の対処法・治し方「運動をする」
軽い運動を行うのも、カフェインを排出するのに良いでしょう。副作用の症状が出ている時には、あまり無理をしないようにも気をつけてください。動機などが起こってしまっている時には、安静にするのが一番ですので、運動をする前には、体調がどのような状態なのかを確認してください。また運動中も気をつけてください。
カフェインの過剰摂取で起こる、副作用の対処法・治し方「病院に行く」
症状がなかなか収まらない時や、違和感があったり、症状が激しい場合には早めに病院に行って診てもらいましょう。上でも触れていますが、カフェインは死に至る場合もありますので、適当にやり過ごしてしまうのは危険です。症状に違和感などを感じたら、他の病気の可能性も疑い、早めに病院に行って処置してもらうようにしましょう。
まとめ
最後まで読んでいただいてありがとうございます！ここまでカフェインの過剰摂取の量や症状、対処方法や治し方などについてご紹介させて頂きました！あまりにもカフェインを多く摂り過ぎてしまうのはよくありませんが、もしつい摂り過ぎてしまった時には、このページを思い出してくださいね。また症状が深刻な場合や違和感がある時には、すぐに病院に行って診てもらい、医師の指示に従ってください。
