ピンクのメッシュを黒髪にいれて可愛い髪にしたい
黒髪を染めて少し薄めのピンクのメッシュなどをいれたり、グラデーションカラーで染めるのが実は人気です。美容院などで染めてもらうのはどうしてもお金がかかってしまいますから、自分で染めることができればその分のお金も浮いて、他のおしゃれにも回すことができます。しかしこうしたメッシュやグラデーションカラーで髪を染めようとしたときにはどうしてもブリーチを使わなくてはなりません。ブリーチなしで髪にメッシュやグラデーションカラーを入れるにはどうすればいいのでしょうか？気になるブリーチなしの方法を調べてみました。
黒髪をピンクなどで染めるために必要と言われるブリーチってそもそも何？
ピンク以外でも染めるためには必要だと言われているのがブリーチです。美容院などで染めようとしたときに、ブリーチなしで染めようとすると、色などによっては必要だと言われて断念しなければならなくなる時もあります。そんなブリーチがどういったものなのか、きちんと知っていますか？
日本人であるとほとんどの場合、元々の髪の色は黒です。この黒色の中には、シミやそばかすなどの原因でもあるメラニン色素が大量に含まれていることで黒になっています。ヘアカラーをする場合にはこのメラニン色素が非常に邪魔になり、更にその黒の中に含まれている赤みがカラーに染まる髪の邪魔をしてしまいます。そんな赤みを始めとしたメラニン色素のみを除去するのがブリーチなのです。そのため、中々染まりにくく綺麗に染まらないだろうカラーの薬剤などを使用する場合には、ブリーチで色素を除去して染めなければならないため、使用することになります。
黒髪をピンクで染めるためにブリーチを使いたくない！どうすればいい？
しかしブリーチというのは酷く髪を痛めてしまう原因にも挙げられます。確かに綺麗に髪を染めてくれる薬剤だとしても、1回でもひどくダメージを与えてしまうのに、2回目、3回目と繰り返すと髪に含まれているメラニン色素だけではなく栄養分なども一緒に除去されてしまうため、栄養の含まれていないパサパサの髪になってしまうのです。綺麗に染まった髪でも、髪の毛自体がパサパサの艶の無いひどい神だと自慢にもなりません。
更に日本人の髪質的に、最悪の場合髪が溶けてしまうということもあります。何度もブリーチを繰り返す人や、髪自体がすでにひどいダメージを負っている人などに見られるデメリットとして知られている症状です。そんなダメージを避けるためにもなるべくブリーチを使わずに染めたいものですが、どのような方法を使えばピンクなどのカラーで染めることができるのでしょう？
ブリーチなしで黒髪をピンクで染めるには 1.ライトナーを使う
ブリーチは使わずに、なるべく綺麗に染められるようにしたい、という人は髪の元々の色によって染められるかどうかが少し変わってきます。元から色素が薄めの人はブリーチなしでも実は綺麗に発色することもあります。特にハーフやクォーターなどの地毛の色素がかなり薄い人たちはブリーチなしでも綺麗に染まってくれます。しかし、黒髪や濃い目の茶髪などの場合、どうしても色素が濃いため染まりにくく、脱色しなければならなりません。そんな時におすすめなのが「ライトナー」です。
ライトナーは別名クリア13などとも呼ばれている、カラー剤でありながら染めるための色素が入っていない、ただ髪の毛を明るくするためだけのヘアカラーです。髪を明るくする、というとブリーチと同じ名のではないか、と思われがちですがブリーチほど強力ではなく、ブリーチの量を抑えるためにも使われることもあるものですので、ダメージはかなり抑えることができるでしょう。あくまでカラー剤なのでブリーチを使って脱色するほどの透明感などは望めないものの、ブリーチなしでも綺麗に染まり、発色してくれます。
ブリーチなしで黒髪をピンクで染めるには 2.ピックアッシュで大人っぽくする
ピンクと言う色は様々な種類があり、ブリーチなしで綺麗に染まってくれる、または落ち着いた印象を与えることが出来るというものはかなり限られます。そのうちの一色が「ピンクアッシュ」です。ブリーチなしでピンクアッシュに染めるとブリーチありの場合よりも落ち着いた色になります。しかし、ふと光に当たった時などにほのかにピンクが見えたり、赤みがかっていたりと落ち着いていながらもちょっとした時に可愛らしい印象を与えてくれます。ブリーチなしで染めるのであれば、敢えてそうした大人っぽさや落ち着いた印象を狙っていくのも良いでしょう。
ブリーチなしで黒髪をピンクで染めるには 3.イルミナカラーを選ぶ
イルミナカラーというカラー剤を知っていますか？WELLAが開発した第三カラーであり、独自の技術により染める際の髪へのダメージを最小限に抑えることができるカラー剤として人気が出ているものです。染めると髪に艶や透明感を与えてくれることもあって、染める前よりも綺麗な髪になるという人もいます。そんなイルミナカラーはブリーチなしでも綺麗に染まってくれ、仕上がりはまるでブリーチをして染めたかのようなものになってくれるのです。そんなイルミナカラーの中のピンクはコーラルピンクになります。温かみがあり、柔らかい印象にしてくれるので女の子らしさをアップしたい人におすすめです。
ブリーチなしで黒髪をピンクで染めるには 4.ラベンダーアッシュでダークなピンクにする
ブリーチなしでピンクに髪を染める場合は、ピンクアッシュのように暗めの髪色を活かしたカラーを選ぶことがおすすめされますが、なるばく暗めの色が良いという人におすすめなのがラベンダーアッシュです。ブリーチなしだと暗めの場所ではほぼ黒髪になってしまうものの、光を受けるとダークなピンクを感じることができます。また、ラベンダーアッシュなどは他のピンクと組み合わせてグラデーションにする、明るめのものをメッシュにするなどのアレンジも効きますので、他の明るめのピンクなどと組み合わせてみるのも良いでしょう。
黒髪を毛先にかけて綺麗にピンクにグラデーションさせるには
ブリーチなしで髪を染めるためにはどのようなことがポイントとなるのかというのを上記では説明してきましたが、実際グラデーションに染める場合はどうすればいいのか、詳しく調べてみました。すると、ブリーチなしでもグラデーションカラーはそう難しくはありません。上の方から毛先へかけて明るさや色が変わる明度の変化をはっきりと染められれば可能です。美容師の方などがおすすめしているピンク系だとピンクアッシュなどが綺麗に染まってくれるため、根本は少し暗めにして毛先にかけて明るくしていくことで綺麗なグラデーションカラーに染まってくれます。また、毛先の方は2回以上ヘアカラーすることが理想のグラデーションを手に入れるコツです。
黒髪にピンクのメッシュを綺麗に入れるには
メッシュをブリーチなしで入れる場合もグラデーションと共通しているところが多いのですが、こちらはかなり強く発色させることが求められるため、入れたいところにライトナーを使うか、かなり明るい色を選んで使うようにすると良いでしょう。グラデーションのように2回以上カラーリングするというのはそれ以前に染めている場合などにはダメージになりえますので、綺麗に染めたい場合はライトナーを使う方が安心できます。
カラー剤や色を上手く活用して黒髪をピンクに染めよう
ピンク系のカラーリングは可愛いということで人気があります。中でもアッシュ系の暗めのピンクは派手過ぎず、それでいて柔らかさもあって美容師さんから勧められた人も少なくありません。しかしブリーチで髪が痛むのが嫌な人はブリーチなしでも染めることができます。もちろん自分で行うセルフでは限界もあるでしょうから、馴染の美容師さんがいるのであれば、美容院に行ったついでに相談してみてはいかがでしょう？綺麗なピンクのおしゃれなカラーを楽しんで過ごしてみてください。
