歯のホワイトニングは家でもできるの？
コーヒーや紅茶、たばこなどの歯に色素沈着してしまうような汚れを発生させてしまう飲食物や嗜好品が手放せないと言う人は多くいます。しかし、そうした飲食物や嗜好品はきちんと歯磨きをしておけば沈着することなく綺麗な歯をそのまま維持できるものですが、正しい歯磨きをすることができずそのまま磨き残しが沈着してしまうということも少なくはありません。
誰かと会う時はもちろん、仕事中に相手にそうした汚れのある歯や黄ばみなどが見える歯を見せたくないと言う人はかなり多くいます。特に女性の場合は受付などの外部から来られた方の応対もするため、そうした歯に酷くこだわっていると言う人も少なくなく、定期的にホワイトニングケアのため歯科を受信していると言う人もいるでしょう。とはいえ、そうした時間もない、なるべく歯科に行きたくないと言う人はどのようにホワイトニングケアをすればいいのでしょうか？今回はセルフでできるケアについてを調べてみました。
自宅でできるホワイトニングは歯に効果がない！？
ホワイトニングがセルフでできる！ということで喜び勇んで購入を検討しようとしている人はちょっと待ってください。ホワイトニングがセルフでできるとは言っても、中には効果がほぼ見込めない、効果がないと言われているということは知っていますか？一体どうしてそんなことが言われるようになってしまったのか、ということについてもきちんと知っておかなければなりません。
自宅でできるセルフホワイトニングでは歯の着色成分の除去が精一杯
自宅でできるホワイトニングというのは、簡単に自宅でできるものであるということで高い人気を誇っています。ホワイトニングシートやライト式のものも販売され、手軽にどこでも歯を白くしていくことができるようになりました。しかし、効果がない、と言われる理由がその手軽さ、自宅でできるほど簡単な製品であるというところにあります。
自宅で簡単に使えるということは、それほど強い薬剤などを使用していない、ということでもあります。歯科などで行うホワイトニングは医院であるからこそ扱うことができるホワイトニングのためのそれだけ効力が期待できる薬剤というものもあります。しかし自宅で行うものの場合は医師や薬剤師の管理下で使われるものではありませんから、それほど効果が見込めないということでもあります。きちんと効いてくれても歯の表面に付着した色素などの着色成分を除去することが精一杯だと思ったほうが良いでしょう。
それでも欲しい！家で使える歯のセルフホワイトニング用品
歯の表面に着色した成分を除去できるだけでも十分、と言う人はかなり多くあります。定期的に家できちんとホワイトニングケアすることができれば、歯科などに通う頻度も少なくなりますし、歯をきちんと綺麗に保つことも出来ます。そこまで汚れや着色がひどくなければこれだけでも十分なホワイトニング効果を望むこともできるでしょう。ではどんなホワイトニング製品が人気なのかについても色々と見て行きましょう。
歯のホワイトニングにおすすめ ホワイトニングシート
歯につけるだけでホワイトニング効果を期待できるのがホワイトニングシートです。現在は日本の法律の関係でまだまだ知られていない製品ではありますが、アメリカなどでは一般化している製品で、今ではSNSなどを中心に少しずつ人気が出てきている製品でもあります。
歯と歯茎の形に合わせて張るだけというお手軽さで人気なのがクレスト、というシート製品です。Amazonなどを利用しての輸入で手に入れる人がほとんどではありますが、それでもずっと歯科に通ってホワイトニングをするよりかは断然安上がりということもあって、シート系のホワイトニング製品では特に人気の製品になるでしょう。
歯のホワイトニングにおすすめ LEDライトによるホワイトニング
セルフのホワイトニングで一番ポピュラーなのがマウスピースとホワイトニングジェルを使うという方法なのですが、今では歯科でも使われているLEDライトと同じ性質のものが期待できるライトが販売されています。数千円単位のもので手を伸ばしやすいということもあって、ホワイトニング剤をより効果的に使うことができるようにと購入する人も少なくありません。
シートを使うと裏面も張るというのが面倒くさい、マウスピースとホワイトニングジェルだけでは効果がそれほど期待できない、もっと簡単に効果を上げたいと言う人に特におすすめのサポート製品ともいえるでしょう。光を当てるだけ、というお手軽さと確かな効果を実感した人たちから高い人気を得ている現在におけるセルフホワイトニングの最先端の製品であるものでもありますよ。
歯のホワイトニングをするとしみるのはなぜ？
家でホワイトニングをした後歯磨きなどを行って少しすると、なんだか歯に色々としみるような感覚を覚えたと言う人もいます。そんな歯がしみる感覚などの原因が、ホワイトニング後の歯磨きです。ホワイトニングというのは歯の保護膜を溶かして表面に付着している着色成分を除去できる薬剤を浸透させて歯を白くしています。
保護膜を溶かして薬剤を浸透させている、ということはいわゆる歯の強度を落として脆くしてしまっているということでもあります。そんな状態にしているホワイトニング後の歯磨きが歯がしみるという状態を引き起こしている原因です。脆くなっている歯に歯ブラシを当てて歯磨きをすることで歯が削られて水などでもしみるようになってしまうのです。ホワイトニング後の歯磨きは加減して行う必要があります。
歯のホワイトニングを避けた方が良い人もいる
歯がしみるなどの症状の前に、歯の状態などによってはセルフホワイトニング自体を避けた方が良いと言う人もいます。歯の被せものや詰め物をしている歯が多い人や歯にヒビがある人、神経を抜いた人、そして着色がかなりひどい人がそれにあたります。詰め物や被せものをしている人はホワイトニングをすることで人工的な歯と自分の歯がかなり明確に分かれてしまうということもありますので、悪目立ちしてしまう可能性があるのです。
歯にヒビが入っている場合はそこから薬剤が入り込み、酷い刺激につながる可能性もありますので、しみるなど以上に強い刺激を受けることも考えられます。そしてホワイトニングというのは神経が通っている歯に対して効果的なものですので、まず神経を抜いてしまっているものは効果がありません。そして最後にあまりにも着色がひどい場合は抗生物質による色の変化なども可能性として考えられます。そうした場合はセルフでは治りませんので歯科に通った方が良いでしょう。
自分に合った方法でホワイトニングを
ホワイトニングというのはいろんな種類の方法で行うことができるものです。そのため、自分には合ってないと思った時には別の方法を試してみることも簡単に行えます。シートは輸入ということもあって高額ですので、今ではライトが主流になりつつあります。ですが、こうした主流の方法であっても自分には合ってない時には自分に合っている方法をきちんと探りましょう。人気の方法が自分に確かに合っていて効果をもたらしてくれるとは限りません。
最後に
セルフホワイトニングは今ではいろんな方法を取ることができます。ライトやシート、マウスピースと歯を白くするための方法はさまざまです。ライトに関してはホワイトニング剤などを別途購入する必要はありますが、それでも幅広い手段をとれるようになったともいえます。自分に合った方法を選び、正しい使い方でぜひ歯を白くしていきましょう。
