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スキンケア(C)

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肌の保湿に効果的な成分って?乾燥肌さんが意識したいポイント

2024.02.25

どうしても気になる乾燥肌…。肌の水分を逃がさずに、みずみずしさと健やかさを保つため必要となる保湿成分ですが、一体どんな成分を選んであげれば効果的なのでしょうか?今回は化粧水に含まれる保湿成分についてお話ししていきたいと思います。

  1. 乾燥肌とは?
  2. 保湿成分とは?
  3. スキンケア商品の成分表をチェック!
  4. オススメの保湿成分、セラミド
  5. セラミドの選び方
  6. セラミドに近い保湿成分、スフィンゴ脂質
  7. スフィンゴ脂質に似ている保湿成分、ステアリン酸コレステロール
  8. セラミドに近い保湿成分だが保湿力はセラミドよりは弱い、大豆レシチン
  9. コスパ最高の保湿成分、ヒアルロン酸
  10. スキンケア商品だけでなく食品にも含まれる保湿成分、コラーゲン
  11. コラーゲンに近い保湿成分、エラスチン
  12. 血中のヘパリンという物質に類似している保湿成分、ヘパリン類似物質
  13. 他にも
  14. まとめ
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その名の通り、お肌の水分・潤いが不足してしまいカサカサと乾いてしまっている状態のことです。本来、角質が水分を保持しているのですが、皮脂膜に存在する水分と油分のバランスが悪くなることで水分が蒸発しやすくなってしまい、肌の乾燥を招くという仕組みです。化粧水でその水分を補い、クリームやオイルなどの油分で蓋をしてあげることで乾燥した肌を潤いが保たれている状態にすることが可能なのですが、そこで大事になってくるのがスキンケアの『保湿成分』です。
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実は単に水分というわけではなく、≪保水力≫が必要となります。そのわけは保水力がないことには水分は簡単に蒸発してしまい、油分を付けるだけでは合間から水分が逃げて行ってしまうからです。つまり、保水力が無いことにはスキンケアで水分と油分、どちらを十分に与えたとしても保湿はできないというわけです。その蒸発を防ぐための成分、保水力を持つ成分というのが『保湿成分』なんですね。
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化粧水、乳液、クリーム、オイルなどスキンケアに関連した商品には日本で販売されているされていないに関わらず、ほとんどの場合、裏側にどういった成分が含まれているかが記載されています。高い保水力を持った保湿成分が入った商品を選ぶには、この成分表をチェックして確かなお買い物をすることがポイントです。
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保湿成分と一口で言っても、様々な物があります。その中でも最も効果があり、一番オススメできるのがこの『セラミド』という成分です。よく知られている代表的な保湿成分かと思いますが、その認知度の理由としては、元々肌に存在する成分であり安全という点と。しかも、セラミドは水と結合できるため湿度が0%の極限に乾燥した状態であっても蒸発しないほどの保水力があるということです。また、使用すると保水力が上がるだけではなく、外からの異物を侵入させないといったバリアの効果もあり、それによって肌荒れがしにくくなります。
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セラミドは認知度と同じく値段も高い原料です。稀にですが、商品によっては配合量が少なかったり本物ではなく類似した成分が配合されていたり、有名だからこそちゃんと配合されていない場合もあるため注意が必要です。見かたとしては【セラミド1】といったようにセラミドの後ろに数字が付いているものは本物のセラミド、ヒト型セラミドです。中でも、セラミド1、2、3に特に保湿力があります。ですが、セラミドと付いていれば良いというわけでもなく、【セラミド〇〇】といった後ろに文字が続くものは、逆に、本物でなく似た働きの偽物である可能性があるのです。
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聞き慣れない成分かと思いますが、想像以上に身近な保湿成分で、肌には潤いを左右している『角質細胞間脂質』といういくつもの脂質が交じり合ったものが存在します。その角質細胞間脂質の代表的な成分がセラミドと呼ばれ、セラミド以外の角質細胞間脂質をスフィンゴ脂質と呼ぶのです。セラミドより保湿力は劣りますが、このスフィンゴ脂質も非常に高い保水力を持っています。
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スフィンゴ脂質と同じく、セラミド以外の角質細胞間脂質に類する成分です。これもなかなか聞き慣れない保湿成分ですが、要はコレステロールとステアリン酸の化合物です。ステアリン酸は体を動かすためのエネルギー源である「飽和脂肪酸」の一つであり、このステアリン酸というのは、動物性・植物性の脂肪で、最も多く含まれる飽和脂肪酸でもあります。抗菌効果・抗酸化作用があるため石鹸や化粧品にもよく用いられています。また、乳化させる作用もあるため、その乳化安定作用で水と油を結び付け肌を保湿するということです。そしてエモリエント効果という脂質の膜でうるおいをキープする効果で、他の保湿成分の中ではバツグンの保湿力の高さを誇ります。
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レシチンは細胞の生体膜の主要な構成成分であり、身体にとても重要な成分です。大豆や卵、肉類等に含まれるリン脂質で、人間の体の中では脳に一番多く含まれています。その中でも大豆からとれたものが大豆レシチンであり、他の卵、肉類等由来のレシチンと違い、コレステロールを含みません。他にも血中脂質改善効果、肝臓の脂質合成の抑制効果が期待されます。
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肌の真皮という部分に存在しているゼリー状の保湿成分で、よくスキンケア用品に含まれています。粘着性があり、たっぷりの水分を蓄えることができるのですが、肌なじみがセラミドほど良くないという欠点が。ですが、セラミドより安くコストパフォーマンスの観点で見るとセラミドより親しみやすい成分です。多くのスキンケア商品に使われているのはヒアルロン酸Naという成分で、その2倍の保水力を持つアセチルヒアルロン酸Naがあります。
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ヒアルロン酸と同じく、肌の真皮という部分に存在している、肌の弾力を保つ繊維状の保湿成分です。これもとても有名ですよね。フカヒレや豚足など、食べ物からコラーゲンを取ってお肌をぷるぷるに!というのは昔からテレビや雑誌といった多くのメディアで推奨されています。他にも、ピーリング・レチノール配合クリームを使う・ビタミンC誘導体の入った化粧水を使うことで真皮のコラーゲンの合成を促し、コラーゲン自体を増やすことができると言います。
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エラスチンはヒアルロン酸・コラーゲンと同じく肌の真皮という部分に存在していて、コラーゲン同様に肌の弾力を保つ繊維状の保湿成分です。たんぱく質の一種で、繊維状になってコラーゲンを結びつける役割があります。肌に含まれているのは極少量で、最も多く含まれるのは靭帯。次に動脈、肺に存在します。40代を過ぎるとほとんど失われてしまうらしく、健康な身体と若々しい肌を保つためには、いかに不足させないよう努力するかが重要になります。
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皮膚科で乾燥肌の人に処方される「ヒルドイドローション」という薬品の主成分がこのヘパリン類似物質です。少し前にあったヒルドイドローションやジェネリックの美容利用騒動で知っている人は知っているこの薬品、敏感肌用化粧品に変えても肌荒れを起こしたくらい肌が弱い方でも肌荒れしなかったというケースがあるようです。他にも、ヘパリン類似物質油性クリームやヘパリン類似物質スプレーなどの医療用医薬品があるようです。
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スキンケアによく使われている天然保湿因子(NMF)、PG、グリセリン、1.3BG、鉱物油(ミネラルオイル)、植物油(アボカドオイル、オリーブオイル、ホホバオイル、米ぬか油など)、動物油(ミンクオイル、スクアランオイル)、流動パラフィン(ホワイトミネラルオイル)などなど…保湿成分には色々あるのですが、これらは湿度が低くなると保水力が低下したり、合間から水分が蒸発してしまう油分だったり、保水力が高くはありません。また、アルコールの一種であったり石油由来であったりとオススメできない点もあります。
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どうですか?選び方としては数字の付いたセラミド配合で3000円以上の商品。それからヒアルロン酸の含まれた商品。もしくはこの記事のなるべく上に記載した成分の入ったものを選ぶのが好ましいです。その点に気を付けてしっとりぷるぷるのお肌を手に入れましょう!

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