顔がヒリヒリ痛むのはなぜ?

顔がヒリヒリ痛むのは、肌が傷ついている・弱っている証拠です。洗顔をきちんとしていない、もしくはゴシゴシ強めに洗っている、自分の肌に合っていない化粧品を使っているなど、理由はいろいろあります。そのなかでも最も多い原因は、冬の乾燥が引き起こす肌トラブルではないでしょうか。日々肌は外側からも内側からも刺激を受け、傷ついています。そんななか急激な寒暖差などで肌は余計に傷ついてしまいます。その際に、肌に含まれている水分などが不足し『乾燥肌』になります、その乾燥肌に何もせず放置したり、間違ったケアをしてしまうと悪化させてしまい、それが『敏感肌』を作り出してしまうのです。
これから、なぜ肌は痛むのか?対処法は何か?などをお伝えしていきます。

乾燥肌になっているから顔はヒリヒリ痛む

洗顔料や化粧水などが肌にしみてヒリヒリする、外に出て風が顔に当たるだけでヒリヒリすることはありませんか?顔にヒリヒリとした痛みがあるのは、肌のバリア機能が低下し、外からの刺激を受けやすくなって、乾燥肌になっているからです。
乾燥肌の原因の一つとして考えられているのが、角質層が薄くなっていることです。また、肌は乾燥してくると水分が不足していきます、すると潤いを保とうと皮脂を分泌します。すると人は、皮脂があるので乾燥はしていないと勘違いし、間違ったケア方法をしてしまい、そこで『インナードライ』という隠れ乾燥肌になってしまうのです。
肌が乾燥状態になったままだと、バリア機能が低下している為もろに刺激を受けてしまいます。ただでさえ敏感な状態なのに刺激を受けてしまうと、肌の表面は傷だらけで炎症が起きてしまいます。その時に起こる痛みなどがヒリヒリ感じることもあります。
ヒリヒリする!乾燥肌・敏感肌を作り出してしまう理由

正常な角質層は、角質が古くなると自然にはがれ、はがれた後には新しい綺麗な角質ができます。この動きが肌を守る為にくり返し行われています。このことを『ターンオーバー』と言います。肌が乾燥するのはターンオーバーの周期が乱れてしまうことで引き起こされます。ターンオーバーが早すぎると、角質が古くなっていないのにはがれ、まだ完成していない未熟な角質が、肌を守ることになりますが、未熟な角質で守られているため角質本来の力が発揮されず、乾燥肌・敏感肌になってしまいます。