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肌が荒れない日焼け止めはどれ?敏感肌が気をつけたい成分とは

2024.02.25

敏感肌の方は日焼け止めを使うとお肌が荒れてしまったりします。かといって無防備に紫外線を浴びてしまっては大変です。そんな敏感肌の方でも使える日焼け止めはいったいどんなものなのでしょう。避けた方が良い成分などをご紹介いたします。

  1. 敏感肌の方のお肌はどんな状態?
  2. 紫外線が与える影響
  3. 日焼け止めの役割
  4. 日焼け止めの成分は?
  5. 敏感肌の方にオススメなのはどちらの成分?
  6. 敏感肌の方の日焼け止めの選び方
  7. 日焼け止めの正しい付け方は?
  8. 敏感肌の方にオススメパッチテスト
  9. 敏感肌が深刻な時のUVカットはどうするの?
  10. まとめ
敏感肌とはそもそもどんなお肌のことをいうのでしょうか?
敏感肌は、紫外線や、摩擦などの外からの刺激に対して弱いお肌のことを言います。
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医学的には「敏感肌」とう病名はないのですが、強い洗剤や化粧品を使った時にお肌が荒れたり、赤みが出たり、衣類などでピリピリしたり、普通の方より反応しやすいお肌を一般的に「敏感肌」と呼んでいます。
敏感肌の状態は、お肌のバリア機能が損なわれてしまい、外からの刺激が入り込みやすくなっています。そのために、化粧水がしみたり、髪が触れただけでかゆみが出たり、化粧水に含まれているわずかなアルコールに反応して赤くかぶれてしまったりするんです。
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敏感肌の原因はさまざまです。間違ったスキンケアだったり、生活習慣の乱れやホルモンバランスの変化、アレルギー体質が原因のこともあります。
そんな敏感肌の方が日焼け止めを使う際は、含まれる成分などに注意して選んだ方が良いようですね。
私たちに降り注ぐ紫外線にはUV-AとUV-Bがあります。それぞれ与える影響がちがってきますので少しお話しておきましょう。
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UV-A

UV-Aは、地表に降り注ぐ紫外線の約95%を占めていて、お肌の奥の真皮にまで届いてしまいます。そのため、肌の弾力を保つエラスチンやコラーゲンを変性させてしまい、お肌の弾力やハリを失わせてしまうのです。またメラノサイトを活性化させてメラニンを作ったり、すでにできているメラニンを酸化させて黒くする作用もあります。
UV-Aは、窓ガラスを通してしまいますので、太陽光の入る室内では、紫外線対策をした方が良いようです。
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UV-B

UV-Bは、表皮を中心にダメージを与えますので、お肌は炎症を起こしてしまいます。いわゆる日焼けといわれる、お肌を黒くする作用もUV-Bが原因なのです。
さらに、角化のリズムを乱してしまいますので、角化を早めて肌荒れも起こしやすくしてしまいます。UV-Bは窓ガラスを通しませんので、注意が必要なのは屋外になります。ただ、UV-BはUV-Aの1,000倍以上の有害作用があると言われていますので、紫外線対策はしっかりと行っていきたいですね。
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日焼け止めは、そんな紫外線からお肌を守るためのアイテムになります。
日焼け止めには、紫外線を吸収してから放出することでお肌を守るものと、受けた紫外線を散乱・反射させることでお肌のダメージを防ぐものがあります。
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紫外線を吸収して放出するものを「紫外線吸収剤」、散乱・反射させるものを「紫外線散乱剤」といいます。紫外線吸収剤を使ったものは、お肌で化学反応を起こしそれによってお肌を守っていますので、お肌への負担は大きくなります。お肌が赤くなったりかゆくなったりすることもあるのです。敏感肌の方には散乱剤を使ったものの方がお肌への刺激は少なくオススメです。
「紫外線吸収剤」の成分は、パラジメチルアミノ安息香酸2、エチルヘキシル、パラメトキシケイ皮酸2エチルヘキシルやサリチル酸2エチルヘキシル、オキシベンゾンなどがあります。
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敏感肌の方は、できるだけ刺激が少ないものを選んだ方が良いので、「紫外線散乱剤」の方を選ぶようにしてください。パッケージに、「紫外線吸収剤不使用」や「ノンケミカル」と表記されているものは、「紫外線散乱剤」を使用しているものとなります。
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それでは、敏感肌の方はどんな日焼け止めを選んだ方が良いのでしょうか?
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添加物ができるだけ少ないものを選びましょう

敏感肌は、お肌のバリア機能が弱くなってしまって、ほんの少しの刺激でも過剰にお肌が反応してしまっている状態です。できるだけお肌の刺激となる添加物が配合されていないものや、配合されていても少ないものを選ぶようにしてくださいね。
具体的には、無香料、無着色、低刺激とはっきりと表記されているものがオススメになります。その他にも、アルコール、エタノール、シリコン、パラベン、防腐剤などの成分もできる限り避けた方が良いでしょう。
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ただ、これらを完全にカットしたものは限られてしまいますので、お肌の状態やコストなどを考慮して選んでみてはいかがでしょうか。
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お湯や石けんで落とせるものがベストです

日焼け効果の高いものは、落とすときに専用のクレンジングなどが必要になる場合があります。クレンジングはお肌には負担が多いものでもありますので、できれば避けたいものです。普段使っている石けんやお湯で落ちる日焼け止めなら、お肌にかかる余計な負担をかけずに済みますね。
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SPFとPAはどのくらいのものが良いのでしょうか?

SPFやPAはUVカットの強さを表すものになります。SPFはUV-Bを、PAはUV-Aを防ぐ効果があります。SPFは50、PAは++++と+が4つが最高値です。
日焼け止めの効果が強くなるほど、お肌への負担も大きくなってしまいます。日常生活の中で使うのはSPF30、PA++くらいで十分だと思われます。もちろん、海や山などレジャーで外出されるときは、1日中紫外線を浴びることになりますので、効果の強いものを選んでくださいね。
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ミルクやクリームタイプがオススメ

紫外線吸収剤を使用している日焼け止めには、ジェルやローションタイプ、スプレータイプのものが多くあります。逆に、紫外線散乱剤を使用しているものには、ミルクタイプやクリームタイプが多いようです。必ずではないのですが、選ぶ際の1つの目安にしてみてはいかがでしょうか。
もちろん、すべてに当てはまるわけではありませんので、必ず、パッケージなどの表示がどう書いてあるのかを確認してください。ポイントは「紫外線吸収剤不使用」や「ノンケミカル」、「紫外線散乱剤使用」などです。これらの表記が合わせて書いてあることに注意してくださいね。
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保湿成分が入ったものがオススメ

日焼け止めを塗ったときに、お肌が突っ張った感じがあったり、お肌が乾燥したりすることがあります。特に敏感肌の方は、お肌が乾燥気味ですので、保湿成分が入った日焼け止めを選んだ方が良いでしょう。
ヒアルロン酸やセラミドや、植物由来の保湿成分を配合したものなどもありますので、ご自身のお肌に合った保湿成分が入ったものを見つけてくださいね。
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日焼け止めの効果をきちんと出し、お肌に負担をかけないためにはポイントがあります。
1.日焼け止めはたっぷりと使う
日焼け止めは多めに使うと滑りが良くなり、摩擦で起きるお肌への負担を減らすことができます。クリームタイプなら大粒の真珠2個分程度、ミルクタイプなら500円玉くらいが目安になります。量が少ないと、十分な効果が発揮できませんので、ご注意くださいね。
2.こまめに塗り直しをしましょう
SPFやPAが高いものであっても、汗や皮脂、水などで落ちてしまっては効果が発揮されません。状況にもよりますが、3時間程度の時間がたったら、塗り直しをオススメします。
外出先での塗り直しには、パウダータイプのものが手軽でベストだと思います。手軽にこまめにが塗り直しのコツですね。
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3.日焼け止めのクレンジングはしっかりと
日焼け止めはお肌へ少なからず負担を与えます。お肌に日焼け止めが残らないようにしっかりと落としきってください。でも、ここで強くこすってはいけません。摩擦はお肌には大敵です。ぬるま湯で丁寧にやさしく流していきましょう。
日焼け止めの中には、クレンジング不要のものがあります。石けんで落とせるものですので、敏感肌の方にはオススメですね。
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新しい日焼け止めをお使いになる際は、パッチテストをしてみてください。普通のお肌の状態であっても、新しい化粧品などでかぶれてしまうことはあります。特に敏感肌の方は強く反応が出てしまうことがありますので、目立たない部分の皮膚で、事前にパッチテストを行ってくださいね。
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敏感肌の状態がいつもより深刻で、日焼け止めを使うのが厳しいときは、無理に日焼け止めを使うのは避けた方が良いでしょう。
代わりに、UVケア効果のあるルースパウダーで対処してみてください。UV効果は高くありませんが、無防備に紫外線にさらされたり、無理に日焼け止めを使うより、お肌にやさしい方法になりますから。
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敏感肌の方は、普通の化粧品でも注意が必要ですが、日焼け止めはさらに気を付けて使いたいアイテムになります。少しでもお肌にやさしく、負担をかけない日焼け止めを選ぶ参考になさってくださいね。
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